うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

あかちゃんせんべい

 

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立ち寄った街中のコンビニで衝動買い。
このかわいい付け足した耳感満載な生き物だけれど
うさぎだよな…照れてる絵はなんでだろう。

味は、ふかふかしたあまり味のしないせんべいで
おいしかったです。
ちょっと大人には量が少ないけれど
手で持って食べていたら、赤ちゃんになった気がしました。

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 うさぎだそうです。

考察

自転車のことばかりでごめんなさい、

 

◆腰が痛いぎっくり腰でなぜあれだけ上体を曲げて
ペダルを回せられるのかと、不思議です。
ハンドルにつかまって支えているようでそうでもないような。
上が動かないので腰から下だけのペダリングでカラダ全体使っての
力強い踏み方はできないけれど、静かに回すことだけはできるみたいで
それは先日のレースで、そこそこのタイムだったということで
もしかして踏むよりきれいに回すことが大事なのかも。
と、無理やり結論づけてみるベッドの上。


◆体重が減るとヒルクライムで 有利だとか言われるのは軽量化だからではなく
心臓の負担が減り 心拍数がたやすくあげられるからだという気がする。


◆平地もしくは緩い下りで口を開け、40キロ以上でペダルを回すと
息をしなくても大量の空気が勝手に肺に飛び込んでいく感覚があり
これは一種のターボなんだろうなと思う、楽しい感覚。
でも、街中でやるときはエアフィルターが必要。


◆太ももの付け根の骨を動かす感覚で回すと楽で
同じ結果を生むなら、楽なのがいい。
山歩きにしても付け根から動かす方が労力をいらない、ただきっかけだけに使う筋肉。
振り子のように力を少しいれて末端までむちのようにしならせる感じ。

 

◆高校の時、自転車で榛名山や、箱根伊豆や
軽井沢、霧ヶ峰、富士山、大きな荷物積んで自転車旅の行く途中はいつも
高いところばかりを目指していた、あの旅の先、

数十年とびこえて、荷物減らして楽に走る感じをいま味わっているみたい。
新鮮でなかなかいい景色。
ただ気持ちに身体がついていかないのが…。


◆ひとの後塵を浴びるだけの絶対勝てない、でも出たいレースは
タイムトライアル。比較のしようがないのですが、先日のタイムトライアルで
一時間近く、ハンドバイクでぐるぐる回しながら
レースに参加された方がいて、それがまたレースの一つ。
自分のできるカテゴリーの中で精いっぱいがタイムトライアル。
ひとと競うレースではなく、自己の記録としてのタイムレース。


今度の夏油ではたくさんの人が走るみたいなのでたのしそうです。

夢の舞台に出るべくさっきローラー久しぶりに回してみました。
ぎっくり腰が痛くないように、痛くないように、静かに回すのも
練習の一つかもしれない、と思ったのですがやっぱり痛くてすぐにリタイア。
けどいまなにもしなければ、後退しかないれど
いまなにかすれば、次につながるかな。次へのヒントになるかな。

 

 

仲間

毎回、どこかにイベントで出かけると
必ずとは言えませんが、こころ掛けて
自分用の「おみやげ」を買うようにしています。
今回は、これがおいしかった。

 

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山形の朝日村で、山ぶどうの栽培を50年くらいまえに始めた農家が
ジャムを作り、山ぶどうの酵母でカンパーニュもつくっているそうです。
山ぶどう酵母とカンパーニュというのがなんともそのままですがよくて
購入。なかにブドウもはいっているのがまたくすぐられます。
ジャムはグラニュー糖のみ使用で、ペクチンやゲル化剤は入っていません、
以前ぼくも山形で同じようなものを作って売っていたので、その辺はよくわかりまして
試しに振ってみると全然固まっていない、
だいたい味はわかるのでいいかとジャムは購入せず。。


ところで、毎回 走り終わってからすぐ足首をアイシングするようになってから
患部に話しかけています。
そうしていると今まで気が付かなかったけれど、部位がいとおしく感じれてきます。

 

鳥海ブルーラインにかほ側、、
知り合いの女性は二時間かかった、もうここは二度と登りたくないと
話します。

でも二時間がんばったのは、すごい。男性の1.5倍の時間の苦しみ。
レース中、追い越したあと、後ろからがんばってーの声がちゃんと届いていたこと
お礼言いそびれました。

 

みんな それぞれの課題をかかえ
それを乗り越えようと 必死にがんばってる。
レースとは勝ち負けでなく自分に足りない課題をみつけることなんだな。

そんなことぼつんと思いました。

 

なにもないけど あたたかい大会でした。
とげとげしさない 優しい感じに守られ走るのが気持ちよくて
坂まで 気持ちよかったように思えます。
日が当たり、あたたかな背中、風が海から運ばれてくる、
思い出し よだれでるといったら病気になってしまう。
また走りたい。ただし 反対車線も走れるレースシーンでだけだけれど。
競うというより、ここはどういう兼ね合いか、
一緒に走る仲間という気がするのです。

それがとてもいいなと。

第四回鳥海ブルーラインヒルクライムにかほステージ参加

朝、日の出とともに起きてしまったものの特段することがないので
宿を出てコンビニでおにぎりを買い、早い時間に会場入り。
まわりの人を見ると、まだあとスタートまで二時間以上あるというのに、
ローラーでくるくるしている人ばかりで、その熱気に圧倒されます。
いつものことですが。

それを見ながらしばらくクルマのなかでぼーっとしていました。
あんなとこ自転車で登るなんてできないと思っていたところにこれから挑むんだ
それに、試走もしたことがないところに自転車で登るって初めてじゃないかな
すべきことに思いを馳せながら不安要素が首をもたげます。

 

じっと体力温存にも飽きてきたのと不安を取り除きたくて、少しその辺を
自転車でぐるっとひとまわりします。

戻って、なにげなく
緩んでいた靴ひもを締めようと、かがんで両手を伸ばしたら。

びきっ、と腰に衝撃が。

きたー

その瞬間、「DNS」(Did Not Start)の一言が脳裏によぎりました。

 

痛みを計りながら、でもゆっくりなら少しは動くみたい
昨日も参加費払いながら足首の都合で出走できなかったし
今日も、となったら旅費含めて二万以上かかっているのにもったいない
なんとか出られないか、と自問自答、せっかく来たんだ…。


レース参加の知り合いがそういえば医者だったと思い出したので、
専門は?と聞いてみたら
「がん」

とりあえずいまは、関係なさそうでした。
去年痛み止めを飲んで走ったら、足がしびれて感覚がなくなったしなあ…。
どうしよう。

 


そうだ、幸いスタートまでまだ時間はある、
横になっていよう。
で、芝生の上で蟻に遊ばれながらも、横になること一時間半。
試しに自転車に跨ろうとすると、脚が上がらず、きついものの
いったん跨ってしまうと、なんとなく脚は回せそう。

この時点で、もしかしたら、とちょっとシミュレーション。
登っている途中でもしさらにぎくっとなって動けなくなったら
回収車というのは最後にいるのだろううか。


いるとしたら、二時間が関門ということだし通行止めの間くるまは入れないから
そのあいだ、ずっと道路に寝転んでいることに?
ちょっとさらしもんだなあ、せめて完走はしたいなあ
ゴールを踏めるかなあ、
とすごく消極的な発想になっていました。

 

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「これから登る山」

いざスタートラインに案内されます。
ぼくは、あえて後ろのほうでゆっくりまたがり
ゆっりスタートを切り、ゆっくりクリートをキャッチして
ペダルを回します、最後尾。

こいでいる分には、なんとかなりそう?自問自答。
このくらいは?

少しづつペースを上げて、いけそうです。
ちょっとほっとしましたが、急登の部分では無理はできないので
注急しつつ。

 

しばらく行くと、下りになります。
前のひととはずいぶん離れているし後ろからも少し来ないので
早くも、単独になってしまいました。
この下りが、最後のお休み場。
あとすぐ急登に次ぐ急登なのですこし足を回復させるべく
スピードは犠牲にしてもあまり回さないようにします。
あとはもうたんたんと。

 

ふくらはぎの骨が直角にペダルに伸びる感覚で、回し
それと腰の下の骨の筋肉を発動させて回すようにとか
レースになると、普段意識していたことがもうどっかにすっ飛んでしまうのですが

ときどき思い出してはいました。

でもなかなか、いまはそれよりも肝心の腰の上の筋肉を使えないので、
腰から下だけただ回す感覚に集中します。

うえに行くに従い、だんだん傾斜が急になり見上げる首が痛くなります。
ときおり気づくと、時速8キロ
ひー、まずい。
少し頑張ります。

でも呼吸はぜんぜん苦しくなくて、あと何キロ先ですか?などと
立哨員さんに聴いたりする余裕はありました。
脚だけが言うことを聞かない重い坂。

 

だんだんあそこが終点か(ゴール)と思われる声が上からしてきました。
残り一キロの看板。
いやいやまだはやい残り500メーターの看板が出たら
頑張ろう、

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…と思ったらもう看板なかった。
最後に(緩斜面?)平坦のうれしいプレゼント、ここからダンシングスパートかけて、ゴールーーー!

(脳内でサッカーの実況中継が響き渡りました)

 

燃え尽きたのかなあ、まだやり残しているなあという
もやもやはあるような気がするな、でもがんばったできることはやったよな。
うん、と自分で、思ったです。

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「ゴール計測地点」

ゴールで、荷物を受け取り、上着を着て
持参の菓子パンを食べて、靴を履き替えて、バスに乗りました。

 

ここは、自転車をトラックに載せて
人間は、バスで下るシステム。

これはここに限ってなかなかいいのです。
ここのコースを自転車で下ったことが一度ありますが、
スピードが出すぎて、カーブが急で、怖いんです。
いままで、下りが怖いと思ったのはここだけです。
コーナーでちょっとした路面の荒れで、横にすっ飛びました。
途中で怖くなって何回かとまって息を整えたほどです。

とくに今日みたいなカーボンホイールが熱に弱いこともあり
ブレーキが不安で、とても自転車では下れません。
一仕事終えた後ぬくぬくと観光バスで
登ってきた道を通行止め解除の後、一番でくだるって
最高です。

登っている時、飛島まで見える景色も堪能しましたが
バスの中から下を見るのもいい気分でした。それにしても
こんなに登ったか と思うほど下るのですね。
バスですら30分程度かけて下りました。

表彰式会場でうどんのふるまい。
熱い塩気がしみました。

 

完走出来たのはよかったのだけれど
こうなるとリザルトが気になります。
見ると、目標としていた
タイムに、ぎっくり腰のせいなのか、練習不足なのか
6分、及びませんでした。あれ?

年代別一桁の(10位以内)順位/33人中だと。
ぼくの同年代が遅いのかな?表彰されない順位は意味ないけども。

ほかのクラスのリザルト一覧の発表も待たれるところです。

 

 

それにしても、パトカーとか白バイとか、市のバスとか
建設会社のトラックとか、総動員で、サポートしてくれています。
市の主催ということで、わりとまあのんびり、役所的にまじめな
イベントで面白みはないのですが、手作りなぬくもり感があって
前日主催の隣の山形県の町のバスも手伝いに来たりとか連携もあって
そういう仲良し感というのがいいなあと思うのです。
見上げる鳥海山を大事に思う縁故なんでしょうね。

 

遊佐コース側は、ひたすらの基礎体力がものをいうのに対し
このにかほコースは、きついだけかと思ったら変化に富んでいて、
意外に面白く、最後のきついとこさえなんとかなれば
今後タイムをまだ縮められそうな気がします。

参加人数が少なくて、運営には申し訳ないけど
少ない分なんだかまったりと待機し、
あくせくせず走れるのはありがたいし、アットホームな感じの
メダルの大盤振る舞いがなかなかいいのでした。

 

来年頑張るぞ。
自分に乗り越える課題があるうちは参加します。

なによりここに来るのが好きみたい。

 

ところで

あと、二週間後に夏油ヒルクライムなんです…。

どうしよう、足首に加え、今度は腰も。

練習できないまま、また参加するのがやっとかなあ…。

 

 

 

 

前日入り

鳥海山、とくに秋田側に行くのにはなにげに時間がかかります。
でもその分、違う土地に来たという感覚が強くなるので
せっかくだから観光など…しようかと思いつつ
やっぱり、明日のレースが気になり下見で、
すこしなだらかなところだけ走ろうと思うのでした。

まずはランチ。とりみという地魚の店。

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地魚海鮮丼1600円。

とろっと濃い、こくが甘い、しこしこする。

 

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まずは、いつもの猫間コーヒーに。
なんだか安心する、嫌な味のないまろやかなコーヒーです。
写真は猫間ブレンド
店主さんがカップはなんだか適当に選んでいるみたいですが
これが、今日のぼくにあうカップだったんでしょうか?

 

そしていよいよ、毎度一週間ぶりに自転車に乗るなあ、
と思ったら、さらにTIMEにまたがったのは、1か月ぶりで
激しく、あれあれっと違和感。

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どうにも感覚をつかめないまま、下見コースに突入。
路もよくわからず、迷うこと迷うこと。
何の特徴もない農道の交差点を間違って曲がったのか曲がらなかったのか金浦までおりてしまって、なぜか海水浴場についてしまい、海を見てしばしぼーっと。

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二回目にようやく ただしい道を登り任務終了、

結局 往復で50キロ以上走ってしまった。

 

 

宿は素泊まりで3800円という安宿だったので、
夕ご飯に、また地魚の店に繰り出しました。

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夜も同じ金額だったので、奮発して地魚の煮物セット1500円と生ビール500円。

えびやタコの南蛮漬けおいしい。ばい貝の肝がビールに合う。

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それと、明日頑張ろうの意味で満腹になりたかったので追加で
ミニ海鮮丼セット780円を。たこの酢の物おいしい。
これで、2780円ってなんか安い気がしました。

宿まで岸壁を散歩しながらの帰り道。
ちょうど、夕暮れでした。

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宿の向こうに鳥海山

あしたはあの五合目まで。

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いつもながら負け戦にでる気分。
やるしかないと 追いつめられないと なかなか動けない自分であって
一方、エントリーするとすでに参加した気分になってしまい
自分のなかでやりたい気持ちが終わってしまったりもするので
いざその時がくると準備不足に泣くというのは
なんだか夏休みの宿題を抱えた小学生みたいではあります。

 

夜、旅行の楽しみテレビをだらだらみながら、
お酒をだらだら飲みながら、夜も更け
さすがに12時、明かりを消して、そのまま
静かに、朝を迎えました。

 

そして当日、ちょっと大変な事態に陥るのでした。
つづく。