うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

ふぐちらし

1p1212804 ふと、思ったのですがぼくは料理店でもしかすると
アヤシイ客と思われているかも…。
まあいいや。

日曜日、ランチに「ふぐ」を食べました。
「ふぐちらし」寿司。

カウンターに座り
最初もぐもぐ食べてふと気づけば、ふぐの淡白さ。
そのこりっとした感触は、タイでもなくヒラメでもなく、
そういえば「ふぐ」なんだよな…と。
ふぐなんてもう何年食べていなかったろう、記憶を
たどって、新たにいまを記憶に焼き付けるべくゆっくりと
味わいます、うなずいたり、箸の上で眺めたり、ポン酢だけなめたり。
刺身の他に湯引きした細いゼラチン質の、こりこりのものもあるので
尋ねると、ふぐの皮なんだとか。

続けて、ご主人いわく、
「そのちらしの分だけでふぐ刺しなら3000円しますよ」、と。
しかも「トラフグなんですから」、
うひゃー、目を丸くしました。とらふぐー。
「そうなんですよ、高いときキロ2万するんです。」
まいりました。ためいき。
"そういえば、寿司屋でもふぐのネタってあまりないですものねぇ"
「そうですね、ふぐはふぐ専門店になっちゃいますからね」

カウンターだったので座ったまま会計を済ませました。
"ご馳走様でした"
立ち上がってあたまを下げたのはぼく。感謝。

寿司屋のカウンターで「ふぐ」食べて1050円。
なんだか申し訳ないような価格なのに、
丁寧な仕上げでちょっと感動しました。

すし春 仙台市泉区吉成 北環状沿い