古民家をテーマに仕事する大工さん、かやぶき職人さん、
自然食の店に間借りして天然酵母パンを焼くひと、
またぎ、ネットの花屋さん
ネットビジネスプロデューサー、養護学校の教員、
マクロビォティックの食事とコーヒー店のオーナー
若くない無農薬野菜の八百屋さん(ぼくね)
囲炉裏で
それぞれ別ジャンルのそれぞれが自分が好きでやっている
仕事をの人間たち。
みながもちよったたくさんのそれぞれの思いある一品たち。
ぼくはこの枝ごと干しぶどうと、参加者が焼いた小麦酵母のパン、
ワインが、お気に入りの組み合わせでした。
2 00年前の古民家。ぼくが以前住んでいたほんとに歩いていける
近くの家。少し回りを回ってみると、ずいぶん家が
雪でつぶれてなくなっていて、さびしいものです。
この家の持ち主も、隣のタバコやさんを廃業して
出ていくよう。この作られた時代の張り紙は、
鎮魂歌のように響きます。
そして、ご愛顧の近所の皆さんへの挨拶、長く続いた時代が
終わるかのようです。
この家をどうするか、かやぶきを貼りかえて、
たとえ生き延びたとしても、終わりになる、なにかは
ぼくらには止められそうにありません。
山形県川西町にて。