仕事のブログにはいくつか書けないことがあります。
これもそのひとつ
いまの仕事初めて、改めて感じるのは
なんだかすごく命に近い部分があるんです。
命ある野菜ということもそうなんですが、
「生まれた子どものために届けて」というお客さんや
「病気で具合が悪いから届けて」という真剣な方もいます。
先日、健康のためにと買ってくれてたお客さんにお届けしたら、
知らないひとが出てきて、「おととい、亡くなりました。」
野菜持ったまま、立ちつくしたことも。
また、配達のたび、真剣に話かけてくれる
方もいました。
次を急ぐ配達なのですが、
近しい「思い」の部分なので、ぼくもいつしか聞くのが
楽しみになっていたものです。同世代のかた。
未成年の息子さんが、突発性のとうにょうびょうで
自分も…去年肺、心臓、手術をして、と。
先月、検査のため一ヵ月休むと置き手紙がありました。
今月になって、電話したところ、新たな箇所に腫瘍もみつかり
料理をする気力がないとのこと
声にちからなく。。
なんというか、ぼくも力が出ない感じです。
とてもいい方なんです、柔らかなしなやかな
強さも、優しさもある、そういう人とはなしができて
人の間で、落ち込んだり、がさついたりな心が一週間に一度
救われるような思いがしたものです。。
気休めばかりのなぐさめや励ましは
いえないけれど、
少しだけ、元気になって、欲しい。
また会えることを心から願っています。