うさぎとピクニック

うさぎと、おもに自分の日々

勝手なつぶやき

花をほめたら

1or261032 天気のいい今日、野菜の配達。
あるお客さんのおうち、玄関へのアプローチで
広い芝生の庭を渡っていきます。
この間はなかったのに、地面30センチくらいの
高さ、青い花がぽっかり、宙に浮かんだように
たくさん咲いています。
まるで、宙に浮かんでいるよう。
時に揺れる花に、焦点が合わず
目がぼやけそうになりながら花を眺めます。

野菜を渡し野菜自体の話はせず、すっと帰ろうとして
「あれは雑草ですか?きれいですね」と、
振り返ると、その奥さんが、

「あら、よかったらお持ちになりませんか、
こぼれ種で増えたんです。どれでもお好きなのを
ちょっとお待ちになってくださいね」

花を眺めながら、しばし待つと、
小さなシャベルと、ビニールの袋と、そのなかに
ティッシュを濡らしたものが。
「こちらをどうぞ、こんなもので申し訳ないですけれど
足りるかしら」。

あ、ど、どうも、すみませんねーなどと
しゃべりながら、シャベルで
小さく穴を掘り、花を寄せ
もっていただいていた袋に移します。
「それだけでよろしいんですか。」

振り向くたび、腰を折り、頭を下げて
「ありがとうございます」と、お客さんが。
そしてぼくの車が見えなくなるまで、静かに見送り。

「うち、庭ないんです」と言えず…。
いただいた、根っこごとの花。
明日植木鉢買ってこよう。