あなご丼1200円。
このあなご、
いけすでさっきまで生きていました。
背中をつんつんしたら振り向いて
よじって逃げたのでした。
あなごを注文したら
店の人がバケツと網を持って出てきて
捕まえて店の裏に連れて行きました。
なんだか気分は、不良の仲間です…。
よそでそうであるように
死んでいれば(こう書くのもどうかしてますが)
なんと言うことも感じないんですけれど、
あなごの取り立ての味を知っている店のひとは
死んだものを 販売することに 敏感で
やはり違う意味で自責を感じるのでしょう。
仙台にきて
食べるようになったもの。
もうひとつありました。
ほや刺身250円。
漁師に言わせると、海から陸にあげたとたん
死んで味はがたっと落ちるし
固くなるのだそうです。
たしかに柔らかくて、これはおいしかった。
かんでいるといろんな味がします。
甘み、酸味、塩からみ、えぐみ(あとひとつなんだっけ)
よじれてるのは鮮度がいい証拠だと
以前、お寿司やさんで聞きました。
これは
蒸したほやだそうです。0円
注文したものではなくあなごについてきました。
あなご、生きていたので、そこから
さばいて、焼いてと時間が
かかってしまったので
そのお詫びだそうです。
時間かかるのは、ほんとに作ればそのくらい
かかるものだからべつにいいと思ったのですが
ありがたくいただきました。
最初どうやって食べるのかわからず
『から』ごとかじったのは、内緒です。
写真、ピントがへんなとこにきてますが
持ち出したDP-1、デリンジャー、
撮るのがある意味とっても難しい。