戦後、今に至るまで
ずっと、なにかを壊してきた。
常に先人が作ったものを。
価値観や、技術や
何もかも。
「あなたたちの世代は
生まれたときからすでに
何でもあった。
だから、私たちの世代は
あなたたちに期待している、
なにを作ってくれるかと」
団塊の世代の人に言われて
久しい。
だけとまだまだ、ぼくの世代の
つぎのつぎの
世代までこわしつづけていて。
けれどそろそろ、
こわしたあとは つくらないと。
日本だけではなく
世界がこわれはじめてきた、いま。
なにかを作りはじめなくては。
あたらしいことをやろうとすると
まわりはいつも
やったってだめだ という
だけど それは だめになるまで、
がむしゃらにやったひとの忠告ではない
がむしゃらに、世界を
つくる、世代がいま
求められている。