うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

悪意というか、恐れ

ことちゃんには、悪意がない。
というより、悪意を知らないんだと思う。

うさぎだから、耳は、
なにか怖いものをいち早く
察知するために長いし

鼻も、ぴくぴく。
目も、きょろきょろ。
足はいち早く逃げ出すために
とても強い。

けれど、その耳も、鼻も目も
怖がるためについているのではなく
安心するために、ついている。
もともと必要以上に恐れたくないんだろうと思う。

ぼくとだけいる、ことちゃんなので
いたずらや、恐怖を知らない。

ということは、やはり、自分の中に
悪意がないからなんだろうと思う。
ぼくが何かしても、一瞬びっくりするものの
安心の中にすぐ戻ろうとする。
信じてくれ、すぐに安心を取り戻してくれる。

それがとてもありがたいんだ。
まるで、純朴な田舎の人と話をしているみたいで。