塩竈の、とある「そば」の店に入りました。
で、なんでここに書くかというと、
珍しいと思ったんです。
印象が…
ぜんぶ裏切られるというか
自分にとって良い方と、良くない方と、極端に
判断に迷って、おもしろくて。
自分が間違っているのかもしれないとも
感じてしまう。
それは好みと言うより、店を理解できなくて。
手打ちそばと書いてある、店に入る、12時半。
塩竈なのに、手打ちそばで和風。
たてかけたものは、横のものを縦にしない
こだわりの現れか。
おそるおそる。
あれ？
中は、居酒屋？
しかも誰も客が居ない。
酒メニューたっぷり、でも昼だし。
メニューにはそろそろ温かいものが欲しいけれど、
温かいものがない。
これは硬派で、よくわかる。
冷たいもののセットでマグロ漬け丼セットを頼む。
はたして、まずは伸びないうちに
そばを、ずるっと…しようとして
って、かめねーよ。
かてーよ。
山形にもこんなに固いのはなかったな。
ずるっと、できないので、
もぐもぐ。
そばって噛むもんだったかな…
つゆ、うまみと甘みがなくて
絡まないので、なんだかな、
そばをどっぷり漬けて食べる。
つけ麺かよ。
東京だと、逆で
噛まずのどごしで味わうもの
という、暗黙の習わしがあって
つゆには先だけちょんとつけて、たぐる
だからそういう…もんだと。
けれど、自分がちょっとあれ、まちがったのかなと
ぐらつき戸惑う。
マグロ丼に手を伸ばす。
まぐろはおいしい…ような気がする。
けど、たれがたっぷりと甘くて、よくわからにゃい。
なんでこっちはうまみと甘みたっぷりなんだ…。
しょうがなくて交互に食べる。
そばごはん、そばごはん。
で、その間に、熱いそば茶だと思って飲んだら
昆布茶(うまみたっぷり)だったりして
よくわかんない。
最後にそばゆを頂く。
んん、妙においしい。
たれの甘みのなさにそば湯の甘みが
合わさり、とってもおいしい、妙に、んまい。
で、んー、
良くわかんない店です…。
マグロ漬け丼と、手打ちそば(けっこう量あり)で1000円は
安いような気がする…んですが
なんだか脳内をかき回されて
出血してしまい判断不能です。
あきらめた方がいいのか、期待していいのか。
参考 そういえば、わさびなかったっけ。
