満たされない思いの
いちばん簡単な欲望の解決方法は消費なのかな。
物欲はそれを買えば、欲がなくなるからだけれど、
大体の場合、それを本当に求めていて欲しいのかというと
そうではなく、
ただ、ほんとうのとこ、結局はこころが満たされないから、
なんじゃないかと思う。
満たされていない、ということは
満たされる「なにか」があれば幸せになれるということで。
そうして、希求しているこころは
行先を失ったとき安易に、物欲に向かうのだと思う。
自分がということではなく一般的に、
欲しいと思う、なにかを手に入れたら幸せになると信じ
ひいては 金があれば、幸せと思う現代だけれど、
けれど、もとより、 幸せとは
ただ、満たされてるという状態のとこにあるのではと思う。
満たされているというのは、安定した状態。
なにかに執着しないこころ。
なにも求めず、もとめなくていられる心。
いま ここにない。
感じないものは どこにいてもないものだと
おとなのぼくは悟りつつ、
一方で、夢を夢として、かなえたいと思う。
先をみていればいつかかなえられるもの。
求めているのは。
ただ普通にひとだと、
至るのにずいぶん時間を費やした。
ちょっと今日は飲もうかな。
