毎日、暗くなってからになってしまうのだけれど
帰り道、公園によって、草を摘む。
しろつめぐさや、たんぽぽがあれば
うれしい。
背の高いひょろっとのびた草も
それはそれで、必要。
選ぶけれど、選ばない。
毒ではないものを、それ以外は考えずに、
雑草というごちそうを
1メーター四方で手でちぎって刈り取り
家に持って帰る。
ことちゃんが、とてもうれしそうに
それは野菜よりも 無農薬野菜より
喜んで、食べる。
それをあげられる幸せ。
そして、ぼくのもうひとつの幸せは
夜遅く、帰宅してから、冷蔵庫に
ビールが二本と
キリチーズが少し、あること。
なにかいちにちの終わりに。
〔注:飲むのは一本〕