うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

川原の湯

確か、川原の湯っこという名前だったような気がします。

鬼首をこえて、前も後ろも続く車はなく

山道をゆったり走っていたら

矢印のついたそんな小さな看板が

目に飛び込んできて、おっと

いう感じでひらめき、ユーターン。

軽はそんなときに気楽です。

どこになにがあるのか、探検気分で

川にそって続く道を奥に進むと、

行き止まりの道に、さらに案内の矢印。

Simg_0463

車を降りて、歩いていくと

川のなかに矢印が。

えっ。

無理と、一度はあきらめたもの

飛び石をわたった先に、かすかに湯煙が。

ということで、飛び石伝いにぬれないよう

川のふちを歩いて行きました。

川の水に手を入れながら。

冷たい、冷たい、つめたい、ぬるい、冷たい、あちっ

という感じ。

とても極端でちょうどいい湯船を作るには

夏でないとむりっぽかったので

川の流れを石で囲んで、ちょうどいい

お湯のブレンドをつくって、足だけ温まりました。

川のした砂の中から沸いてくる熱いお湯に

ちょっとした、寄り道。

時間に縛られず下調べをしていない旅ならでは。