一週間、なんだか疲れたな、と思ったので、
季節の隙間の空気に触れに鳴子温泉へ。
中山平、熱帯植物園脇の「琢秀の湯」。
建物の中に分かれている三か所の温泉に
入れるとのことですが、着替えて
また脱いでというのも面倒なので
一階の露天風呂のみで、ゆっくり。
源泉は100度とのこと、
それにしても「とろとろ」でいいお湯でした。
となりの、好きだった丸進別館が廃業したようで、
残念ではありましたが、ここも負けじといい感じのお風呂でした。
食事に、坂の下にある温泉旅館併設のお蕎麦屋さん「藤治朗」に。
「かもいたそばあたたかい」の、とオーダー。
まずお茶と一緒にでてきた大盛の漬物に、ちょっと感動。
田舎の、おちゃと一緒に漬物という懐かしい感じ。
次におそばを食べて感動。
そばは、山形の硬い板そばなのに
あつあつのつゆがついてくるので
あったかく食べられる。
カモ肉にも、地味に手間をかけてあり、おいしかった。
心も身体も温まったところで、食べたあとものんびり。
なんとなく店をでて、
店の前にある建物に足湯と書いてあったので
はいってみました。
店で買い求めた「蒸したまご」
(ふかしだと、強烈にコメントいり)、
むしゃむしゃ。
少し山のほうへ、廻ります。
潟沼は、冬から少しめざめたようでした。
ここにも泥につかって入れる隠れ秘湯が
ありますが、そこまでは行けず、
今日は、眺めるだけで終わりの、
往復五時間、
なんだか満たされた小さな旅でした。