展覧会の絵、妙にここのところ聴きたくて繰り返し
CDを聴いていました。
クラシックを聞くようになったのはそういえば
この組曲からだったなあと思い出していました。
プログレロックのエマーソンレイク&パーマー
いいなと思い、次に富田勳のムーグシンセサイザー版を…
時代だったのかもしれません。
それから逆に、ピアノ版を聞いて
ラベル編を最後に聴いて
何年か前、バレエも(テレビで)見て。
やっぱり名曲だと思うのですね。
編曲がカラフルで、はじけていて。
でもその割に、生でしない理由
初めてコンサートホールで聴いて見てわかった気がしました。
80人構成。こんなときに金銭を数えてしまうというのは
なんだか妙なものですが、
ラベルの編曲だといろんな楽器をその場面だけで
そろえなくてはならないので人件費が…。
あとね、ちょっと発見しました。
詰まらないことですが、コンサートホールでは
生で聴くとき、ステレオでは聞こえないんですね。
定位がはっきりしないというか。
いったいいままでステージの定位だとかを追い求めて
極性、位相だとか、置台だとか、ケーブルだとか
いったいオーディオ的になにをやってきたのか。
ばからしくなって、だって、団子じゃないか。
マルチモノの機械を通してミキシングの過程で
ステレオにするのであって、
クラシックの場合、定位なんてあると思っていたのは錯覚でした…。
へんにこだわっていたことがばからしく、耳からうろこ。
団子でも、その場で人が演奏している、生はやっぱりすばらしい。