謎への旅は、
まだ続いていたりします。
歩いて八ッ森駅に行ったあと車でいったん
国道48号に戻り、凸凹未舗装路を山の奥へ。
こんなに凸凹な道は久しぶりと思いながら
狭いトンネルをくぐり、すれ違う車もなく
この先にあるのが不思議だけどあるはずの駅へ。
やがて、舗装路になって(なぜ?)陽だまりの奥新川駅にぽっかりと到着。
朝の十時、駅前の食堂で腹ごしらえ。
そばかラーメンならでけるというので
ラーメンを。
水から沸かしているのかずいぶん待って
出てきたのを見ると、なんだかいろいろ乗っている。
サービスしといたよ♪
フキノトウのてんぷら、いわなのてんぷら
山菜のてんぷら、こごみのおひたし
わさびの葉のおひたし、キャベツ、岩のり、根曲竹。
名づけて、全部乗せなくともいいのにラーメン。
なにラーメンだかわかんない味に、
田舎の春の風味を感じて楽しい。
途中、花を眺め
雪を眺め、水を眺め、
がけ崩れをトラバース、
壊れそうな吊り橋をわたり、残念、
滝のまえの通行止めの道を前にして
戻ってきました。
帰り、車で途中の長命水で水を頂きました。
…やっぱり元気なおじいさんに会いたかった。
おじいさんがいたらこんなに荒れてはいないはずと
思ったけれどやはり。
83歳で亡くなられていたようでした。
優しく穏やかな、なにか強う大きな意思を持った
素敵な方でした。
一度しか面識はない(リンク1)(リンク2)(リンク3)
けれど
足跡を感じにまたここに来られたら。
あのときあたり一面を反対されながらも買ったと言っていたおじいさん。
息子さんは、とりあえずここをそのままにいるみたいで
それも、とりあえずでもおじいさんの意思をつないでいただければありがたい。