うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

ウオールナッツオイル塗り

1r1047859 数ヶ月前にこちらにオーダーで作ってもらった
小型のスピーカー。
8センチユニットのフロントバスレフ。
特徴は、天然の木を使い響かせるため吸音材をいれていないということ。楽器のように形がラウンドしています。

いま、オイルを塗っていました。
塗装をしていないので、乾燥すると
よくないのです。
選んだオイルは、クルミオイル。
ものの情報によるとクルミを網に包んで
それで木をごしごしすると、油で出ていいというので、
だったら最初からクルミ油を塗ればいいじゃん
という発想です。

こだわったのは、圧搾法の油。もっとこだわって
国産のとか、オーガニックという選択もあったのですが
目的を考えると必要以上に高かったので、
ただ圧搾法のだけを選びました。(たしか)
ごしごしと、少な目に布で塗るというより、
拭いていると、ふっとむかーしこんな風に
手入れをしていた道具があったことを思い出しました。
ウッドシャフトのシモンのピッケル
亜麻仁油で、毎日それは丁寧にしみこませたものでした。
折れにくくなるという話を信じて。

スピーカーの場合塗る油の質や量で音がよくなるとか
そういう魑魅魍魎たる余計な話がありそうですが
耳をふさいでただ、自分の好きなように拭いています。
思いはこのスピーカーを作った人と
所有している喜びと。

音はまだ出していないんです。
音の一滴も、出していない。
引っ越したら鳴らせるかなあ。
そんなこと思いながら
まだ聞かぬ音を、形で愛でています。