うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

覚書

1r1048007 以下覚書
A沢の出会いで後から来た人に追い抜かれしばらく、背中を追う。11時00分

Bしばらく行くて見えなくなり、そのまま沢伝いに歩き元来た沢に戻るべくトラバース。

C沢に降りてしばらく沢を歩く

D左岸に赤いテープを見つけてそこから直登に近い登りの後、巻き気味に登る

E滝の音、大きな滝をみてこれを巻くという意味なんだろうと道なき道をいくが踏み跡なし

F特徴のあるけもの道らしき場所、ここを誰かが通った後に見え足跡を探すためそのまま登ろうと思う。

Gいつしか巻くのではなく登って足跡を探す方向に変わり、尾根をたどり始める

H尾根に出たものの、足跡はなく、ただひたすら藪漕ぎし開けた場所で、簡単にランチ 12時30分 少し疲労

Iピークにつくが、崖で下れずまた戻って、今度は反対側の斜面を下り、
先を目指そうとしたが急峻な谷間に無理に先に進めず戻ることとする

J反対側は急斜面のため、きた側(とこの時点でわからなくなった)をトラバースしてきた場所を探す

Kランチした場所など探すがわからず、ただ尾根を藪漕ぎしながら下る この時点でいた側が違うため、分岐を過ぎてしまう

L反対側に下ろうとするが急で下れず登り返す

M見覚えがあるところを探すが一向にない、少し焦り始める

Nいよいよ、どっちの尾根からきたかどっちがわにおりれはいいのかわからなくなる。

O15時、某所にGPS信号を送信し自分のいる場所や山に詳しい方に情報聞こうとするが
いつしか遭難者扱いとしての対処でヘリ救援に向かうことになる。動かないでわかりやすい場所にということで岩稜に移動
警察ヘリ一機消防ヘリ二機来るも、どれもホバリング安定せず、明日朝くるので動かいようにと言い残し退却。16時40分

P無駄に時間を過ごしてしまうなか、アイフォンに間違い電話。もっていたことに気が付き、グーグルマップておよその位置を知る
だんだん暗くなるが、現在場所を特定したので、こんなところいられないのでヘッドランプを装着して大急ぎで滝の下をめざし下る
F特徴のあるけもの道らしき場所、ここを帰りにも通り、位置と方向に間違いないと確信するもなだらかな方向に歩を間違え
さらにトラバースしすぎてしまう。ヘッドランプ点灯

Q10メーターほど滝下に滑落

R暗くなってくる中、滝の音が聞こえなだらかな地形になりすこしほっとしつつ、岸壁ではないこと祈下る
某所から着信、あした朝からの消防団捜索依頼しますかというのでいやいいと断り、
ヘリのきたとこに戻ってくれとか、そういわれても…朝連絡するのでと言って切る

S沢に出る。これ以上動くことを暗闇となり断念、岩小屋など周囲の確認に費やしてたき火。
ひっきりなしに強い雨が降ってきたので岩小屋に移り一晩火を絶やさず、過ごす。

T翌朝、6時ようやく明るくなってきて食事をして行動開始。下に大滝を確認、
出発前の県のへりパイロットから着信、沢に降にれたのでとお礼を言って切る。

その途端、一瞬おーいという声。あわてて昨日の番号に現在の状況、
声が聞こえた聞こえた方向、いる場所は滝の上であること、伝える。
下りはあきらめ、北側の斜面をのぼり滝の下に行こうとするが、谷に阻まれ、また戻る。
反対側の斜面をのぼっていたら
おーいという声。おーいと答える。どこから藪漕ぎしてくるのかと思ったら
その斜面をすたすた歩きちかづく人影。ここが登山道です
えっ、ここ?登っていた2メーターほどうえに道があったことをしり茫然。
そこからすたすたと登山道を1時間ほどで、総勢20名近くのけーさつ消防、地域の消防だんに囲まれ下山。
事情聴取のあと、昼過ぎ帰宅。

なにがなんでどうなったのかその場その場でいろんな判断していたはずが
あだになっていたみたいで、あのときなんでそういう判断をして、
どう行動したのか思い出せないので
もとに戻ることができないという、そんな経験。
教訓としては、場所場所で判断したときなぜ、そういう判断をしたかメモすること。
逐一地図をみている場所を確認していること。
尾根は分岐のように別れたりつながったりしているので、
ひとつの尾根を歩いているつもりが
向きが逆になるだけで、違う尾根に行ってしまう
某所に連絡をして情報提供を求めてもその行為が遭難と判断され、
各所に手配指示が一気に行ってしまう。
ちなみにザイルやエイト環は持っていたけれど、それを使って下っても先がわからないのでやたらにだすことはできず使用はしませんでした。

市役所の防災担当の方の話だと、自分も山に行くけれどやはりこの地域、谷が入り組んでいて急峻なため迷いやすく、市で詳しい地図を用意して配布しているとのこと。
でもやはり迷ったことは、目的をきちんと持っていなかったからで
その場でよかれと、簡単に思いつきで行動目的を変えたりしたためで
ものすごくこのことを、自分でなじっています。

だけど、こんな勝手なことしたのに、ひとってやさしい ものすごくそれには感謝しています。