数年前よく通った白石スキー場の管理道から登ります。
雪のないスキー場は、さびしそうで音もなく
不思議な感じ。
それにしても、道を作った、ここはどうかと行き来きし戻って作った人の苦労が見えるようです。
道なき道をもがくとたぶん誰しもそんな畏敬の念を抱いて道をたどるはず。…にしてもいきなりのすごい急登。
手前ですれ違った人に、すごいルートだ、かわいそうにここを登るなんてと、
言われたけれど、下るほうが大変だと思うぞ。
いきなり森林限界に出てハイマツ。
この感じはいつもながら心地いい、
青空と、風に祝福されているかのよう。
山の名前は、水引入道という面白い名前。
いったんコルに下るけれど、ここは水引平。
ちょっとした高原湿原みたいになっていて
きれいで幸せな気持ちになる。
ランチ。水を一滴も加えていないトマト塩オリーブオイルスープに、ソーセージをいれてみた(入れないほうがよかったかも)。
カルボナーラパスタ。麺は半分に折って、ニンニクと一緒にふたをして水がなくなるまで茹でました。(水貴重なので)山上の高層湿原イタリアンレストランうまかった。
こないだ反対側から眺めた景色を今度はこちら側から。
屏風岳はスキップして
ようやくの尾根道から、あとはしばしの高速道路。
滑りやすいところに砂をまいてあったり、メインルートらしく
丁寧に管理されていることにちょっと驚き。
いつもながら出発が遅いので午後ともなると
だんだんガスが出てきて
あたりは見えなくなってくる。
後ろ姿
不忘山山頂にGPSを置いてみた。
1705というのが山頂三角点の標高なので
8メーターほど、間違っているみたい。
このガーミンEtrex20は、気圧高度計を備えていないタイプなのでアメリカGPS+ロシアGPSのみの計測誤差。(移動する限り気圧高度計はあてになりないので、ぼくは、むしろないほうが惑わされなくて好み)
腰を下ろしてやすんでいたら、白黒のカワセミみたいな鳥が、
岩のわきにひょんと、飛んできてやっぱり休憩。
それまでひと気が全くと言ってない静かな山だったので、
あれれへんてこなかわいい鳥だなあ、と鳥に親近感を感じて眺めていました。
あっちも、なになに?という感じで、こっちを見ていて。
(あとで調べたらヤマセミでした、
あのアンバランスな、大きさのくちばしと頭がかわいい)
それにしても、蔵王は時期時期に歩いてみたいものです。(冬は行かないです)
赤線が、今回歩いたGPSのログ。
9:30登り始め~12:30水引平~15:00不忘山~17:00駐車場
こんなに止まっていたかなあ、でも機械がそういうならそうなのかな
疲労度** 満足度***