だんだん 山は赤くなり やがて 散りはじめたけれど
家のなかに物は増えて あたたかく
眠る夜も さむくなくなってきたのが
実感としてただありがたい
豊かになるってこういう感じなんだろう。
やっと 真空管アンプをきける 環境になってきた。
灯りを消すと 青い光が ガラスの端に灯っている。
寝転んで 音を聴き光を見ている
パワーの出力が3.5ワットというのが信じられない。
スピーカーは4Ωといえど、86dBで低能率のほう。
なんでこんな 力強いお腹の底から響く音がならせるのか。
ひびき、厚み 空気感はトランジスタではでないものかもしれない。
3D的な生き生き感。
いろいろつなぎかえてみて、結局安く古いCDアンプをトランスポーターにして
光デジタルで、D/Aコンバーターに入れ、そこから真空管プリにいれて
真空管パワーに入れてみた。パワーダイレクトより
この方が滑らかで厚みが出る。
パワーダイレクトだとふるいの目が粗い感じになるし、SACDプレーヤーは、ピックアップのせいかトランスポーターとして全然ダメ。