ついでに書きます。
Fidelity-Research FR-64S(トーンアーム)
MICRO BL-91(ターンテーブル)
のこと。
この中古のプレーヤーのセットを買ったのは15年前くらい。
ベルトドライブはおまけのようなもので、
アームに一目ぼれして買いましたっけ。
福島のオーディオ店の足元に造作なく置かれていました、8万。
品番やメーカーなどももよくわからないまま、店の人とアームの美しさで一致したことだけ覚えています。
しばらくしまっておいたので後にケーブルが見つからず大変な思いをしましたっけ。
しまっておいた分、ある程度時代がこなれて
ネットが使えたので、知り合った愛好家に秋葉原で買ってもらったっけ。
そしたら今度は、リード線の接続方法が暗証番号みたいにわからず
これもまた、調べて、緑色は右上とか
黄色は左下、とか接続した気がします。
(ネットがない時代って、そういう時どうしていたのか
今となっては思い出せない。)
そのつぎ今度は、針圧設定がまた。
ぼくの持っている軽量シェルと、シュアのタイプスリーでは
軽すぎて浮いてしまう。一番後ろにしてなんとか
バランスが取れたものの、なんだこのへんちりんな
アームは…と思っていたものです。
それにしても美しく繊細なアームでステンレスの塊
工芸品というか、ニューヨークの近代美術館に入れてほしいくらいです。
最近までなんだったかわからなかったのですが
調べてみたら、
Fidelity-Research FR-64Sだということが
わかってきました。
評価は高くてなんとこんな値段が付いていました。
http://www.hifido.co.jp/KW/G0302/J/100-50/C11-56759-93491-00/
どうもあのオルトフォン対応で重くなっているらしいのでした。
ターンテーブル含めたプレーヤーとしては
マイクロ精機のもので BL-91
http://audio-heritage.jp/MICRO/player/bl-91.html
これは、ベルトドライブなのでベルトが消耗品、交換しようとしたけれど
メーカーがすでにない
ネットで探したら、あのレコード針のナガオカが代用品を出していました。
でどこで買うのかというとやっぱりインターネットで
取り寄せになるのでした。
(ありがたや、いい時代です)
それにしてもほかに壊れるところがないし
直して使えるので売る気も代える気もないという感じです。
問題があるとしたら、アナログプレーヤーを聴くという気力が
あまりないということ。
