うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

自宅で試聴

とある若い家具木工職人さんがスピーカーをつくっていることを知って
連絡を取りました。
無垢の木で。
値段も、手作りのわりにひょいっと手が届く驚きの価格だったので。
いろいろやり取りするうち、では実際聞いてみませんか、
お送りします、とのことで、送られてきました。
試聴無料。
ありがたいな、なかなか実際聴ける機会はないものね。


1r1050074 これは、SCANSPEAKというデンマーク
高級メーカーの廉価版ユニットを使ったバーチ無垢木のスピーカー。
廉価版って、なんと雑誌の付録でついてきたスピーカーユニット。
http://www.naaon.com/modules/dblog1/index.php?page=detail&bid=494



一本1500円、
で、安いゆえ、低域がでないとかで、バスレフプラス
後ろに並列でユニットでつけたとのこと。

1r1050077 とりあえず、聴く。
聴いてすぐ、安いユニットは、いくら無垢木につけても
ふたつユニットつけても、つまらない眠たい音だと感じる。
なんていうんだろう、頭が天井につっかえた、
エレベーターの中でジャンプしているような。
ガンバってるけど、限界がみえてしまう音。
そういうので音楽聴くと苦しくなります。
どこがいいんだろこれ。

借りてよかった ほっとしました。。


次に、あまり聞いたことがないノルウェーのユニット、Seas FU10RBをナラ正目無垢材で収めたバスレフ。
なんだか、黒っぽいサブバッフルや、コーンの折り目がいい感じ。

1r1050083

これは、音をだしてやっぱりすぐわかります。
クリアーで、重なった音がそれぞれとてもよく聞こえます。
深淵さを感じさせる音で、聴いていて疲れないし心地いい。
3ワット真空管アンプとの相性もあるかも知れないけれど。
あっちとは、ぜんぜん違う。
値段はあっちより30パーセント増しだけれど
けれどこれは譲れない最低ラインかも。

もう少し大きいともう少しのびひのび鳴るかな。
いやいや、これはこの小ささがいいのでしょう。

見た目小さくてかわいいけど破たんしない芯のある本物。

小さい真空管アンプつなげていつも鳴らしてたいような、これは癖になる音。




いつか。