夕方5時、サンショウウオのご飯の時間。
先日から、ユスリカの幼虫のアカムシを買って与えています。ビオトープとかじゃなくなってきていますけど、まあいいかな。
だんだん、身体が大きくなってくるにつれ、食べ物が相対的に、減っているような気がしていて、共食いをしないでほしいなと。
かわいいサンショウウオ。
それからしばらくして、
風呂水では空気も足りないかなと、ぶくぶくをふたつ入れてあげました。
ビオトープどころか…。いいの、かわいいから。
昼間はわりと、泥の中に頭だけつっこんでいたり、
ぷわーん、まるで空中をただようヘリウムガスの飛行船のように
水中を漂い、それは魚のような、魚ではない、単なる水中飛行物体になっていたり。
かわいい小さな飛行物体は、重力もないかのように、ぷわーんっと浮きながら着地。
漂う、という言葉がぴったりのサンショウウオ。
両手両足を、ピーンと90度まっすく゛突っ張って、小さな手足の指の先までまっすぐにして
漂い生きていることが楽しいみたいに。
わーいといいながら、舞う。
夕方、5時ご飯の時間。
活発に泥から這い出て、必死に食べまくります。
その素早い動きはぷわーんと漂う姿とは違う、のそのそと歩き、まるで捕食するワニ。
それもかわいい。
やがて夜になると、静かにお互いの距離をあけて、ただ、じっと泥の上に
佇んでいて、たぷん、寝ています。それはほんとうに静かな夜の闇。
サンショウウオのチャームポイントは、襟巻マフラーのような、ふわふわ。
あと数か月で、それがとれたら、丘に上がるそうです。
そして、3年後大人になったら、池に戻ってきて今度は卵を産む予定。
まだ見守りは続きます。
写真は、ごはん中で、わりに動きがある時間です。