うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

サンショウウオの夕方

1sdim1746_2 夕方5時、サンショウウオのご飯の時間。

先日から、ユスリカの幼虫のアカムシを買って与えています。ビオトープとかじゃなくなってきていますけど、まあいいかな。

だんだん、身体が大きくなってくるにつれ、食べ物が相対的に、減っているような気がしていて、共食いをしないでほしいなと。

かわいいサンショウウオ

それからしばらくして、

風呂水では空気も足りないかなと、ぶくぶくをふたつ入れてあげました。

ビオトープどころか…。いいの、かわいいから。

昼間はわりと、泥の中に頭だけつっこんでいたり、

ぷわーん、まるで空中をただようヘリウムガスの飛行船のように

水中を漂い、それは魚のような、魚ではない、単なる水中飛行物体になっていたり。

かわいい小さな飛行物体は、重力もないかのように、ぷわーんっと浮きながら着地。

漂う、という言葉がぴったりのサンショウウオ

両手両足を、ピーンと90度まっすく゛突っ張って、小さな手足の指の先までまっすぐにして

漂い生きていることが楽しいみたいに。

わーいといいながら、舞う。

夕方、5時ご飯の時間。

活発に泥から這い出て、必死に食べまくります。

その素早い動きはぷわーんと漂う姿とは違う、のそのそと歩き、まるで捕食するワニ。

それもかわいい。

やがて夜になると、静かにお互いの距離をあけて、ただ、じっと泥の上に

佇んでいて、たぷん、寝ています。それはほんとうに静かな夜の闇。

サンショウウオのチャームポイントは、襟巻マフラーのような、ふわふわ。

あと数か月で、それがとれたら、丘に上がるそうです。

そして、3年後大人になったら、池に戻ってきて今度は卵を産む予定。

まだ見守りは続きます。

写真は、ごはん中で、わりに動きがある時間です。