うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

とある秘湯

1r1050531 作並のとある温泉日帰り。

結果的に、震災以降、宿泊営業をしていないけれど
知る人は知っている、というような場所の
日帰り温泉入浴になりました。

というのは、入口の明かりは消えていて、敷地には従業員と思われる車が一台しか
止まっていない、どう見ても営業していない宿泊施設
という様子に見えたので、おかしいなと、、
まず、人を確かめにのぞいてみたわけです。

出てきてくれたおばちゃん、水道がでないのでシャワーが使えないのですが
源泉かけながしのままです、それでよろしければ入れます。

いやいや、もう願ったりです。
ということで、いれて頂きました。

しかも、スペシャルサプライズ
だれもひとは来ないので、もし来たら
先にノックしにきますから、その時は裸で
廊下を走って男湯まで戻っていただければいいので、
服は男湯で脱いで、女湯に入っていいですよ。
露天風呂は女湯にしかないので、と。

それはどうも有難うございます。
田舎の、あらーもう、いいわよ、そんなの。みたいな
お母さんみたいな感じだったので
お言葉にただ甘えるのでした。


写真は女湯の露天風呂。

詳しい場所をいうとちょっとまずいかもなので、一応内緒にしときます。
かけ流しの温泉がほんとに、勢いよくどぼどぼと流れています。

ペーハーは7.4くらいなので特に強い個性があるわけではないのですが
しょっぱくて肌になじみます。

11時から16時の時間だけ
日帰りを受け付けているけれど
平日は誰も来ないんですよ、でも常連さんが
なんとか温泉だけでも続けてと、来てくれるので
その方たちのために、やっているんですよ、と。

いずれもしかすると、このおかみさんだったらしき、おばちゃんが
ひとりでやっているとして、健康を害するなにかがあったら、
廃業になるのかもしれない。

毎週、通いたい感じのお湯。
500円という、日帰り入浴代は、たぶん一日の電気費などで消えるはず。

ほとんど誰も来ないのに、日帰り入浴を続けている思い含め

ぼくにとっても、ありがたい存在になりそうです。

お風呂上り、水道がでないからと、おいしい山の水もいただきうれしかったです。

なんというかね。理屈でなくね、帰ってからこころまで軽くなりましてね。

おばちゃんありがとうね。