昼に二食食べても、怒りがほどけなかったので
昨日帰宅して、自分で結局、野菜カレーを作って食べたわけです。
それである程度満たされたものの、朝起きたら、なんだかまだ腹だたしくて、
これはもう、どう考えればいいのか
あのインド人がわざわざ日本にまできてなぜ、
カレー屋さんなどをしているのかわからないけれど
悪気はない、その、あまりにインドの思想をひっぱりすぎ本場すぎて…
つまりぼくが日本で働くインド人のカレーやさんとあわないのだいうことに
改めて思いを押し込めて、納得してみました。
水曜日、いつもの食堂でランチ。
もう変にインドという名前がついているのは食べたくなくなっていて
普通のカレーのベジ版を頼みました。
もうこれは普通に、小麦粉のとろみ、しょうがの風味、スパイスの風味が
よく立っていて、手作りの暖かみにを感じおいしくいただきました。
食べた後、どうだった?と聞かれたので、少し話を聞くと
ベジは相当試行錯誤をしながら、修行時代に覚えたカレーの作り方で作っているとか。
小麦粉くさくなるからよく炒って、かき回して、グリルに入れてルーをつくり…
これは日本人のカレーだよといいます。
そう、ぼくも生まれた時からたぶんカレーあったし
大事にしたいカレーというのがあるわけで
それを大事に精魂込めて作っているひとを見ると
もう頭が下がるし、それはもう、大事に食べたいと思うのです。
こういうの食べるともはやカレーはインドだけのものではないと思います。
インドのカレーをありがたく信奉しすぎるのはむしろ怖いこと。
もう、これが日本のカレーだって、いっちゃっていいじゃない、
ドミグラスでもない、小麦粉のベジカレー、
素人インド人の作るカレーよりおいしいよ、