高校のとき、（年間）400本みたという同級生がいました。
刺激されて、ぼくも一週間に二、三回名画座に通い、
頑張ってみたけれど、到底とどかず250本くらいだったかな。
いまでもその当時見たものの記録は取ってあります。
ナウシカを劇場でみたというのは小さな自慢。
朝入って、見終わって外に出たら真っ暗だったという大地の歌
これはもう二度と見ることもないてしょう。
その数年後、VTRを買って、取っておくことができるようになったけれど
映画館で真剣に見たあの時代には、かなわない。
いまでは簡単にいろいろと。
けれど、
もう一度みたいと思う映画はそんなにない。
所有したいと思う映画ソフトはめったにない。
テレビがないうちなので、
毎日のように映画を借りて
見るのが静かなひとりの夜に、
せめてもの、楽しみ。
冬は部屋が寒いから見ないのだけれど。
今の時期は、ほんとによく見ます。
最近気に入ったのは、プラダを着た悪魔。
悪魔って言いすぎでしょう、
そんなことって、世の中にあふれている
むしろ、一生懸命やって染まっていく
あなたの方が悪魔でしょとか思うけれど。
それとパッセンジャーズ
これね、もし見るならなにも下調べ
せず、見る映画です。
今が夢なのかな、と見てから
そんな風に感じて、なにかふわふわしています。
誰か、抜けださせてくれる大事な人に気づくまで
ずっとふわふわしているのでしょうか。
しんみりと暖かい映画。
あ、ひどい映画もみました。
希望の国という原発爆発の映画。
なんだかリアリティがなく、映画の中の
現実も、現実の被災地に頼っている感じ。
こういう映画を撮って作品にのこすことに
意味があり、これでも頑張ったのでしょう。
知り合いが「こうあん」漢字で書くと引っかかるの嫌なので
…にマークされたりする現実も含め
現実のほうが映画よりも…という気がしてならなくて。
こういう感じの映画。
http://movie.maeda-y.com/movie/01712.htm
