ああ、腰が痛い(ぎっくり腰の古傷)、
首が痛い(むちうちの古傷)
ひざが痛い(今年の春からの新傷)
を抱えながら、無事帰宅。
無事というのは、とっても意味があって
去年から、山でろくなことがないもので…。
なんだかんだ週末自分の用事で忙しく
山に行く時間がとれずに、いたところ
あっという間に時間が過ぎてもう紅葉も
終わりになり、背中を押されるような
天気予報に、出かけてきました。
南面白山。
どういうコースどりがいいか、迷う山域。
日が暮れるのが早いので、
日中、気持ちよく景色を眺められて、
エスケープコースもあって
夕方暗くなっても、道に迷わないように
と考え、いつものように、一筆書きの
コース取りを。
電車の面白山駅に車を置くなら、電車で行ってもいいのだけど
本数がとにかくない、ということで、車。
うららかな、日差しの中、
スキー場から登ります。
なんかちょっと、単調だけど
気が付くと、山頂についていたという感じで、
登りは、二時間もかからず、着いたような気がします。
朝日から、月山、蔵王、仙台の高層ビル、観音様
シェルコムまで、ずーっと見えます。
空には、何本もの、飛行機雲。
北側から登って、南から満面のお日様の潤いをあびた山頂は
とっても暖かく、カニ缶とチンゲン菜の雑炊→チーズ入れてリゾット改にして
少し横になったりして。
秋を満喫。
そこに登ってきた、カップル風。
山頂に先についた30代男性が、後から登ってきた30代女性を
撮ろうとカメラを構えたら、
だめ写真、撮っちゃだめです。
フェイスブックとかに載せないでくださいね。
よこで、聞いていてぼくちょっとどきどきしたんです。
(去年この尾根の辺↓で道に迷い、登るも下るもできなくなりへりが来たりして遭難しました)
去り際、どこに下るんですか?と
話しかけられ、こっちというと(みんなよくコース名とか地名とか覚えているなあ、
ぼくは登った山の名前も覚えてないです…。
ああ、私たちもそっちに下るんです、一緒ですね。
車を一台デポして、あっちから登ってきましたと。
つまりぼくは一筆書きで円を描き、あちらは二台で、一本線というわけです。
出会ったのは、この方たち含め、すれ違ったりした数人だけ。ほんと静かな山でした。
ただ、下りの権現様峠からの「沢コース」に至るまでの下りで
足がくがく。
そして、歩幅くらいしかない崖のトラバースの繰り返しに
なんか速度が上がらず、時間と疲労ばかり蓄積して
帰りが、なんとも長く感じました。
直前まで迷ったけれど、
こっちを登りにしなくて良かった…と本気で思ったっけ。
駅に着くと、お腹が減ってきていたので
駅前のキムチラーメンというのぼりにひかれ
キムチラーメン。
なぜか、韓国のひとがやっていました。
店内から、窓の下をみると、線路と、滝。
およそ、なんでこんなとこに駅なんてあるとは信じられない駅です。
ほんと、秘境駅だと思う。
本日はまた止まっている時間長いけど
そんなに休憩したつもりはないので、
たぶん、コース取りで迷ったとか写真撮ったとか
小鳥の遊ぶのを邪魔しないように立ち止まったとか
これなめこのように見えるんだけど、
とか、立ち止まった時間なんだと思う。
今年はこれで登り納めかな、あとひと月ちょいで年末です。