暮らしの手帳という雑誌をみていたら
そこに「やかん」特集がコマ割り写真付きで組まれていて、
マニアが熱く語っていました。
ヨーロッパのレトロなものにいいものが多い
総じて、年代が新しくなるほど素材の質もつくりも落ちていると。
いわく日本のものなら、明治時代までだそう。
へー今度、中古ショップを除いたとき回る範囲を
広げて興味をもって探してみよう、レトロやかん、と。
それまで、とくにやかんに興味があったわけではなく
普通に「欲しい」やかんがないなあ、どうせそんなものなら
ピーピーケトル780円、とってを焦がして
使い捨てでもいいや、と思っていたので。
その後、なんとなくAmazonでやかんを探してみたら
あの明治時代の写真のやかんと似ているのがありました。
総銅のようです。
銅は、殺菌作用があるとか、水をイオン化するとか
そういうのは別に銅でもよくて、ただ、
長く大事に使えるのがいいなあと、思っていただけなので。
善は急げで、銅のやかんをネットで買いました。
ホームセンターに有ったら高いやかんですが、工芸品とみれば
高くはないかな、という値段。
直してくれるそうなので、一生使えると考えれば。
だんだん使うにつれ錆びて、色が黒くなっていくというのもいいかな。
珈琲を飲むときにお湯を沸かすだけで
日常的にお湯をわかすということはないのだけれど
沸かすというイベントをやかんで楽しみたくて。
もしくは、ストーブの上に載せておくというだけでも。
とか考えているうち、そのお湯を
湯たんぽにという、流れにちょっと乗ろうかなと。
もちろん湯たんぽを包むのも買いました。
ふわふわでピンクのやつ。
説明書に、薬缶とか
湯湯婆とか、書いてあって
まさかの読み方…。
婆…