自分的には珍しく朝風呂なんぞして
宿を後にし、
さて、まっすぐ帰るのは
もったいないいい天気。
鶴岡観光名所の致道博物館へ
まだ、紅葉は始まったばかり。
うららかな、暖かな空気につつまれ
温い温泉に吐きだした、
心地いい疲れを引きずり
広い空、小さな町を感じて歩く。
優柔不断なようですが
どっちか決められない
自分的にはどっちもいいので両方…。
色味の違いは現像の違い。
鶴岡は山形なのに、その独立的な姿勢でいったら
秋田以上のわが道を行く度の庄内。
いっそ、独立国としたらみたいな貫録すら感じる町。
前から何度も来ているのに、同じ県内にいた時は
今ほどではなく。
渡り鳥カモ
お散歩。
DP-2というカメラがこの屋根を
撮りたい、
といいました。
ぼくは別に、撮りたくなかったんですけど。
帰りは、最上川沿いルートを選択して
立川、田川の方へ。
これからなにもなくなるという最後、
風車なんとかという直売所で肉うどん。
これが意外にうまかった。
山形の河北町の肉そばといえば冷たくて固い鶏だけど
同じ山形のこっちは、温かい豚肉のうどん。
庄内豚だそう、
豚の量少ないからと、まけてくれて450円。
さらにナメコ入れると、おいしいからと天然ナメコいり。
なんかねやさしさと、思いがありがたいもの。
ふっと、そんな
田舎の小さな町で生きたくなる瞬間。
絶対人数か少ない分、来てくださった方に、
誠意こめて、接するのでしょう。
最上沢沿い、白糸の滝と紅葉。
ここまでいい天気でしたが、街に戻るにつれ
どんどん曇り、ガスに覆われていきました。
紅葉を今年はなんどもみた気分です。