うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

パーソナルスペース

東京生まれだけれど、もはや引退生活のごとく
地方都市のさらに田舎のほうに一人で住んで、
普段は車で移動、人と会話や関わり合いをせず
ものを相手にしているぼくは、パーソナルなスペースが
広いです。自分の手の届く範囲に他人がいるということがあまりありません。


今日は、お昼を食べそこない、うさぎグッズを買いに寄った
ペット屋さんのよこの回る寿司屋さんで済ますことに。
テーブル席が増えていますが
ぼくはいつものようにカウンターに案内されます。

カウンター前にはひとり一台、タブレットが置いてあり
それで注文するようになっています。
レギュラーで回ってもいますが、
注文したものは、特急レーンで席前に直行して
到着しましたと、機械がしゃべります。
それを取るというわけ。

で、なんでここの店のシステムを説明
したかという訳が今日のブログです。

いくつかをまとめて注文し終わって、
お茶を飲んでいたら
左となりにお客が案内されてきました。
女性がひとりでした。

年齢とか、風貌とか、寿司と逆方向など見ないので
さっぱりわかりませんが、
慣れた様子でぴっぴっと注文を
入れているのはわかりました。
ぼくは知らない女性とよこに座ってご飯食べるという
ことがあまりないのでちょっとこわばります。

こわばりをほぐすように仕事のケータイメールを
つい集中して打っていたら
となりの女性が、
あのー、来ましたよ。と声。
指をレーンをさして教えてくれました。

あっ、すみません、
とっさに、でたのはお礼でなく、
謝り。

余計な疑問の答えをこころの中で探しながら
茶碗蒸しを手にしてあつあつ、
幸せ気分で集中して食べていたら

左側から、その茶碗蒸しを持つ腕に
ぽんと軽く掌が載せられます。

そう、仲良しの女性同士がよくやるように
ぼくの腕のほうに手を伸ばして、掌で軽く触れて、

来てますよ。

いや、いっしゅんね
中がいい人と一緒に食べに来たような錯覚をしましたよ。

あっすみません。もはや恥ずかしすぎて
相手の顔も見れなかったです。

そのあと鉄火巻き食べたんだけど
味わかんなかった。
だいたい、なんで、ほかに 席が空いているのに
カウンターで二人並ばせるかなあ、店。

女性はたぶんぼくとは逆に、仕事はたくさんの人相手で、
家族も大家族、こどもも十人くらいいて
だんなさんも三人くらいいたりする環境にいる年上のひとです。

…にしては声が若かったな。