ひさしぶりにまじめに書きます。
なんかALSに関して氷水かぶる祭りのように
なっていますが。
あれ、なんだかいいすぎかもしれないですが
紹介してくださった方の
期待をうらきってはいけないということで
かぶる、という
どうも、非国民にならないよう
期待に応えている気がします。
昔、地方紙の記者をしていたとき
ALS患者さんの苦しみ哀しみの啓蒙として記事に
しようとしたことがあります。
患者さんに会いに行きました。
数時間ともにし、ハナシを目で(瞬きでパソコン入力をします)
少しして、とてもね、ある程度それは、プロとして
記事にしたものの
哀しみを記事にするだけでは、にもならず
かといって、こちらの一方的な言葉をつづるわけにもいかず
なんとも空白な記事を書いてしまったことがあります。
毎日三本くらい取材し書いていましたが
あれが唯一、筆がすすまずかけなかった記事でした。
氷水かぶるより、どなたかの患者さんに会いにいってみたら
わかります、ものすごく苦しい経験でした。
お会いすること自体ものすごく失礼なことだと思いますが。
そうできないなら、ネタとして参加すべきではないと思いますね。
選ばれた方々ならただ寄付して欲しいと。
あれから
何年たってもいつまでも啓蒙活動のまま。
ALSはベッドの上のせまい世界。
費用ばかりがかかります。
啓蒙より寄付が必要です。