仙台に来たばかりのころ
七ヶ浜の入口のスーパーで、
トレーパックで売られていた、グロテスクな魚。
なんだろうという好奇心のまま
レジに並び、そこで尋ねました。
これはどうやって食べるものなのか。
うちらは鍋にして食べますね
このまま。
…このままって
よくわからないまま、
鍋に放り込んで
味噌で味をつけて、おいしいんだか
なんだかあまりだしはないなあと思った近い昔。
ずっと本当はどうやって食べるものなのか
気になっていました。
そうしてようやく訪れた機会。
漁師が、自ら採ったぼっけを、汁にしてふるまってくれるという
企画にのって、七ヶ浜で食べてきました。
それがこれ。
たまごは一週間くらいしか旬がなくすぐに固くなってしまうんだとか
白いのがそのぼっけのたまご。
いざ、いただきます。
実は解体してなべにするって知らなかったです。
そういえばアンコウと一緒ですね。
同じ深海魚だし、胃とかは近い味でした
味というか、噛み応え。
肝は小さかったけど、おいしかった気がしました。
あんなに風味はないので
あんこうのサイズをすべて小さくしたという感じ。
いつか日本海の、全身コラーゲンだという…
なんていう魚だったかな、深海魚、
あれも食べてみたいなあ。