うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

どっちにしよう

欲しい自転車は 
ロードタイプで、クロモリフレームの細身のもので
新家(あらや)の出しているもの。
それか、ピナレロという(やっと覚えられた)イタリアの
カーボンフレームのちょっと変わったフォークの自転車


自転車屋にいってざっと見渡し、ないなあと

出ようとすると、どなたかお話伺いしましたか?とおじさんに聞かれ
なかったんでといいつつ、
どきどきして、まずはジャブのようにアライのレイノルズがないかと

訪ねると、えっと、アライ?いれはアラヤと読むんですねと、緊張して誤爆してたり

レイノルズってあのtubeの?と聞かれ
はい、クロモリの。と聞くと
なんだか、ちょっと表情が曇り、渋ります。

なんでだ?と思ったら、そのうちわかりました。

やたらクロモリだ、レイノルズだと、
いってそのなんたるかを知らずに
見に来るひとがいてこのひとはどこまで知っているんだろうと

なにを言えばいいのか迷うんだと、少ししてそう話してくれました。

ぼくがむかし乗っていたこと話したんですね。
クロモリの自転車。
と、とたんに目がきらきらして、ぼくを見るんです。
そのおじさん
それまでどよーん、だったのに
いきなり、きらーん。
にこにこっと。

なんだ?と思ったら、
そのおじさん、自分のクロモリひとすじだったんだと
tubeも、もっていて、以前は作る仕事をしていて
でももう、求める人がいなくて機械も処分してしまったから
作れないんですと、ちょっとさびしげに。

最初失礼しましたとまで言われ、

あれれ いやそんな知ってるわけではないし
むしろ忘れてしまっていて、付け焼刃の知識でここに来ました(それは言わない)
でもとあるタイプの自転車が好きなこと気持ちが通じたようで嬉しい。

えっ、この値段でカンパ(カンパニョロ)ですか?
と驚いたり、
この細さやフォークの曲がりかげんがいいんですよねと、
つぶやいて、おじさんがうんうんとうなづいて。

住んでいるところを聞かれ、伝えると、
あのあたりは自転車のりには避けてとおれない場所なんだとか
また熱くかたられてしまいました。
いいとこ住んでますねーとうらやましそうに。
またいらしてください、木曜以外は夜八時までやってますから
と、外までお見送り。

たかが自転車
されど自転車

買ったときにそなえて
毎日準備体操 骨がぼきぼき筋肉みしみし

 

ビンテージか
最先端か


どっちもかっこいい

が 消耗品として陳腐にならず ながく使える のは というと
ばりばりレーシーなのではなく、むかし 乗っていたし、
憧れてたカンパや細いクロモリフレームのビンテージのほうなですね。


それと、別の問題があって
クロモリ好きだとと目を輝かせたおじさんのいるところで買いたいのだけれど
(定価販売)
仕事でお付き合いしていただいている方がそういう自転車専門店をやっていて
こっそり問い合わせ匿名メール(ばれてるかも)
してみたら、値引きするし、オリジナルで組んでもくれるというんですね。
どうしよう。


さてぼくはどっちで買うことになるのでしょうか。