人からの頂き物です。
さして期待なく、口に放り込み
口の中で、もぞもぞと転がしていました。
砂糖の硬い塊のようなと思ったら、
なにかなかから、柔らかいものが砂糖の服を脱ぐかのように
だんだんと溶けてきて、衣が
脱げたと思ったら、半分に割れました。
そしてふわーっとブドウ、マスカットのような香りが
広がりました。
偽物とは思えない高貴な香りで
ヘタの硬い部分まで再現してある。
あれー不思議だなあ、何だろうと思って
下品なことに出して確認したら、
あら、もしかして本物のマスカット?。
手品みたいでした。
ドライでもなく、そのもので
砂糖自体の甘味もさわやかなので、これはお菓子なのかなんなのか。
その味と変幻にびっくりするばかり、
ブログに書いてみるべく、写真もちゃんと撮るべく
久しぶりにピント手動のマクロレンズを取り出しました。
ことばで伝えられない自分がはがゆい。
どこのかと思ってみたら、広島のでした。