50年の命 燃える木
囲み 音楽 酒
陽気 こおろぎ 鳥なく
踊る
子きたりて 笑う 語る
お盆すぎ 夏の終わり
少し雨音 軒したの焚き火
踊る炎 不安定
揺れる
ゆらぎ 安定
迷い
帰るべき場所で落ち着く
不安定な暗いあなぐらの昔
暗いなかの光 温もりに甘え味わう
やがて消える 帰る
燃え残る 熱い炭
30年、おとなが ふるさと東京から
ひとり訪れ数日滞在
なにをしてあげられる
なにを伝えられるか
戸惑いと安心のはざまの 生き方歴史
まだ終わらぬ夢など 語ってみる
かっこなどつける、隙間などないまま
なんの役割にもならない。