大槌という地名は、それまで知りませんでした。
そして今回行くにあたって、いろいろ調べてみると
驚くことが多かったです。
人口11000人ほどの小さい街、
震災直後、海沿い釜石との道も分断され
遠野からの山道も、海沿いを経由するため
なかなか物資が行き届かず、陸の孤島と化し
さらに、町長や課長以上の方が全員行方不明になり
線路、駅舎の流失、火災などもあり、街の機能は数か月麻痺したそう。
民宿の屋根に船が上がってしまったというニュースは見ていたし
そういえば、むかしむかし、バイクでひょっこりひょうたん島を
見に東京から旅行したこともあったので、たことがあったはず。
でも、いまはたたの荒れ地と工事現場、かさ上げ道路の造成中で
ナビも迷う、道がなくなり新たに作られているそんな場所。
学校は小中一貫校がひとつ(校長は小中ふたり)吉里吉里学園と、
小中が統合した義務教育校(校長はひとり)の大槌学園の二校だけ。
サイトから↓
- 人口:
- 1万2510人
- 死者:
- 803人
- 行方不明者:
- 479人
- 津波の高さ:
- 10~22メートル
- 全壊家屋:
- 3092棟
- 半壊家屋:
- 625棟
翌日、
この町で自転車が峠までの道を競争して登るレースがあるので
泊まりました。
民宿、一泊夕食で、5400円、安いと思ったけど
夕ご飯を食べてさらにびっくり。
ホタテのバター焼き、サーモンのあんかけ、ブリの刺身
ローストビーフ、山クラゲの煮物、ウドの煮物、漬物
イカまるごと味噌汁
こっちのほうの味噌汁って、薄い。でも味がすごくする。
イカは今の時期のはとても柔らかいので味噌汁にできるんだとか。
ご飯もおいしくて、カーボチャージと称して四杯も食べてしまった。
なんでそんなに食べられたのか、自分でも不思議だけど、
このおかげで、エネルギー切れず翌日最後まで頑張れたような。
ココのご飯はしばらく忘れられなくなりそう。
ほんとおいしかった。