はじめて入るその喫茶店
倫敦舘という店名に惹かれた、その
二階への狭い階段をあがるとき
そして中の見えない重たいドアに手をかけるとき
どきどきするのを感じ
そしてそのどきどきが
ただ不安などきどきか、それとも背筋が伸びるどきどきか、
その時に入ってくる感覚情報を頼りに
対話し、
思う、正しいどきどきだと、
扉を開けて、思わずホッとしました。
そこには異空間が広がっていて。
珈琲もケーキもやさしい。
けれど力強い味で
コーヒーとケーキで800円
でも この幸せ感には換算できない
神田の古い店のような懐かしさもあり
この店のファンに一気になったのは、いうまでもないこと。
知らない店は日常の冒険。
最近は入りやすいカフェが多いけれど
神田なんかもこういう店が多かったな。
今度入り口に書いてあった、ココア飲みたい。