うさぎとピクニック

うさぎと、おもに自分の日々

勝手なつぶやき

「夏油高原ヒルクライム2017」~ヒルクライム

リザルトが発表になっていました。

 

最近寝つきが悪く、とくにここ一週間は
夜の終わりになってから、ようやく寝付けるありさまで
ほぼ、睡眠二時間という毎日です。
かといって昼間に眠いというわけではないので
ならば、別にいいと言えばいいのかな?

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でもね、翌日もレースだというのに身体が火照り
なかなか寝付けずというのもなんだかきつい。
アルコールのちからを借りて ようやく就寝。

5時起床、雨降り。服の選択に迷い長袖の支度して自転車で宿を出発。
7時前になったころ集合にアナウンスを聞いて
場所取りに並びます。クラスごと早く並んだ順のスタートなので。


去年初参加で、いきなりまさかの全員よーいドンスタートだったので
ラッシュアワーかイモ洗いかののシーン、
初心者や女子絡めて、落車の連続はなかなかスリリングでした。

 

去年は初参加で状況しらずに、絡む可能性の多い左側に並んでしまったので、
今年は追い越しがスムーズにできる右側に陣取りました。

「今日は、クラス別に一分ごとのインターバルを設けて
スタートしますので落車ないように注意」、というアナウンスがあり、ほっとしました。

ここのコースはスタートしたあとしばらくちょっとした坂を上らなくてはなりません。
混雑している中なので、軽めの高回転になるのが必然です。
ところろが、ギアがインナーに落ちないことが数回に一度あります。
昨日も、練習の時にチェーン落ちしてしまったので
インナースタートした場合、上に上がってのゆるい傾斜でもし、
アウターに入らなかったら追突される可能性も考え、最初からアウターでいくことにしました。
考えなくてはならないことが増えて厄介ですが
チェーン落ちで落車の原因を作ったりタイムロスするよりは、ましですから。

 

まず自分が落車するかも、という不安と意識を入れてスタート。
なるべく、隙間なく前に前にと思います、レースだぞと。
右側のさらに右側があけばそこを。
けれど力をいれず、まえについていくように。
いまは頑張らない、風よけにまえのひとの後ろをついていくように
そしてそういうときは足を休めるように、と心がけて。

 

(撮影者、ほんの少しぼくの後ろについたので、動画で自分のおちり少し眺めた)

自分がいま、することすべきことを判断しながら、
脚を回します。
やがて前に出たゼッケン集団のなかにいることに気が付きます。
ちょっとほっとしますがやがて、陣形がまとまって扇形になり
前に行くでもないので、どうも面白くない団子膠着状態だったので
もう、集団をでて、先頭をひくことにしました。
まったくの予定外でしたが、そのまま足を休めていても気持ち良くなかったので。


しばらく引くうちに、前の数人に追いつき、やがて集団の中からなんにんかが抜け
ローテーションを始めたようでしたので、それに乗り、
しばらく走りました。やがて前回ちからつき、失速した最初の壁坂に。
今日はわりに普通に上れるように感じ…たのは最初だけ。
やはり、抜くより抜かれるパターンになってずるずる落ちていきました。

去年よりはまだましか…いいかここまで頑張ったしと思っていたら、

うしろから来た人が追い越し際、ぼくに「どうも、引きますから」
と声をかけてくれました。
クロモリのひと。

知らない人なのになぜ(・・? それに上り坂なのに、引くってなに?
と思いながら、そういってくれるなら、その優しい言葉についていきましょう
と、ちよっがんばってついていきます、13キロペースが17キロくらいに上がります。
トンネルの中、数人ずつ抜いていきます。
くだり、そしていったん平地で、風。
スピードが落ちたのでこれはお礼をしなくてはと、どうも、と
前に出て次はぼくが前に出て、少し走ります。

 

でまたすぐ上り坂、どうもと、声をかけられまた抜いていきました。
はやいひとでした。レースって そこのけそこのけ
オレサマがとおる という、人たちばかりでないと
知ってあたたかな気持ちになった瞬間でした。
このレースの大きな収穫。
あのクロモリのひとがペースを引っ張ってくれなかったら自分で
ペースを乱して落ちて沈んでいたかもという予感。
前を行く人にについていくって楽で、大事と初めて知りました。
誰かについて走るということが皆無なので。

1602番さんありがとうございました。

 

そこからなんとなく進むうち、だんだんと先を思い出してきました。
分岐から、最後の急坂。
ながい直線で、とある青いジャージのひとに抜かれました。
ぼくが自転車を買った店のチームジャージ、
さほど差がないのでさっきのことを思い出しついていこうと、決めました。

無理かもしれないけれど、速度の目安にとも。
そしてついていくと意外にいけて、やはり楽。
なんということもなく、左ゲートコーナーにつきしまた。そこから風が強くなり、
ほかの遅い人のなかに紛れながら進んでいたのでぼくもそうします。
やがて緩やかな最終コーナーになったので、ここはもう行こうと
そのひとの前に出て、アウトからコーナーのイン側に入り
軽くダンシングから、加速し始め、そしてシッテングなものの
ハンドルを振り、もがきながら…見えるのはゴールで、
思ったのは、
抜いたー、勝ったー、前にほとんどだれもいない、気持ちいいー、でした。

 

と、ところが、なんと、そのぼくを風よけにしていたみたいで
はっと気が付けば、脇の空間にすいっと、出てきて
ゴール前で、一気に並ばれました。ひえー。
あと、20メーター、だめだー、向こうのほうがホイールが先に20センチ出ている。
いけ、さらにもっとイケーふめーと思って、10センチ?8センチくらいまでは
差を縮めたものの、腰の不安はもちろんですが
このゴールの先に安全が担保されていないかもという不安も
よぎったりして、それ以上差を縮めるための無理をできず、まさに差され
くっそー、負けたーという叫びが、ぼくのゴールでした。

くやしー。
なんか一生忘れらない悔しさです。
リザルトではこんま00秒という単位で同じタイムですが
それ以下の範囲で、差がついたのでしょう。

全力で走り数センチ差で 負けるなんて
今まで 考えたこともなかったです。
漫画の世界やプロスポーツのぎりぎりのところで競っている世界の人のものだと。
ところが、自分がそれを、しかも負ける方とは。

ほんと、悔しい。
たぶん、これは経験の違いです。
なんだかいままでなかった「レース」をしたと感じた瞬間でした。
レースは瞬間で判断してその結果を回収しながら先を急ぐわけですが
今頑張らないと あといつ頑張る?というさいごの場面で

やられました。

この悔しさを糧に来年に向けがんばります。
勝ったらそんなふうには感じなかったので
競ってくれて、勝ってくれてありがとうです。

 

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【ゴール地点の夏油スキー場、珍しく屋内も使える】


このコースは道も優しくて、なだらかになったり急になったり、
下りになったり、なんとにくきつい部分がさほど長くは続かないという
優しさにすくわれ、気持ちが楽でしたが、 やりきった気持ちでは

いままでのどのレースより強く感じました。
今回は 同年代のたった一人に数センチ差で負けたことが

ほんとに悔しくて悔しくて
リザルトを見ずに帰ってもいいとすら思いましたが、

残って教えてくれた人の写真メールで知りました。

ヒルクライムでも一桁台でした。
秒コンマ以下二けたの同着で負けてますが(しつこい)。

 

 

きたかみ夏油高原ヒルクライム2017ゴール地点 - YouTube

ゴール付近の固定カメラ1時間29分40秒。一番右の赤い服です。


こうなると いままでいえなかったけど
高い目標を掲げたって許されるような気がしてきたのでいいます。
いつか、三位表彰台にあがりたいです。
といっても、一桁順位から三位のタイムまでは果てなく間隔があり
遠いけど数年単位で地味に続けていれば、
いつか希望があるように思うので。

とくに目標にしてしゃかりきにということはなく
参加人数が少なかったり、強い人が出ていないとか
いろんないい条件がかさなったり、そういうのもまた運。

ゴールから自転車で下る途中列から離れ、無料券で温泉に入り、
着替えて車に自転車を積んで、集合地点に向かいました。
楽でよかった。

 

レース後、すごくいい気持だったので、帰りに、花巻の「きょうらく」で
パフェを食べようかと、わくわくしながら、向かったら
シヤッターが閉まっていて、落ち込んでそのまま帰ろうと
思いかけて、あの賢治の店があったっけ、せめてもと
コーヒーとチーズケーキ。
レース後には甘いもの、車の運転にはコーヒーが欠かせません。

 

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さらに帰宅してうれしかったことは、冷蔵庫開けたら、
レース後の自分はきっとそれを忘れて帰宅しているだろうと
予めビールを買ってあったこと。
さすが自分のことをよくわかっている、自分。


気が付けば、腰がまた痛くなっていて、…忘れていました。
あとタイヤとブレーキアーチがこすれて回転が渋いのですが
いつからこすれていたのだろう。
アチェンジもうまくいかず反応しなかったり
落ちたりでレースにとても使えない仕様になっているので
近々メンテにもっていかないと。

 

交通規制が解かれた後も道端に立ち、下る自転車や車に手を振っている
おばあさんたち、
ありがとう。目の前の道路を数時間封鎖して、ご不便掛けたでしょうに
温かく応援してくださる姿勢は、なんだかほかのことにも
広く通じる社会のあたたかさということを思い起こさせてくれました。
じゃまだ、ではなく
夏油のよさや岩手の良さ
十分味合わさせていただきました、ありがとうございました。

P.S.今度「わんこちゃん」もまた呼んでください。
わんこダンス見たいです。