むすこくんと、那須ロングライドに参加してきました。
去年100キロの那須岳ヒルクライムコースに出て
エイドや景色、とても気持ちよかったので
体験させたく誘っていました。
申し込みの段で、確認すると仕事休めそうということで
参加OK、でも不安なのでと無難に坂なし55キロコースに落ち着きました。
もうちょっとチャレンジしてくれて山頂に到達した喜び、
ご褒美のうなぎおにぎりや、景色や空気感じて欲しかったけれど
まったく乗ったことがないのに
いきなり、というのはそれ自体ある意味挑戦なんだろうと思います。
なのに、行く、といってくれた。
そういえばぼくも2年前自転車買って、
初めての100キロ走るのに、それこそ3か月準備してのチャレンジでしたから、
ここはまず初めての挑戦でほかに得るものを優先させるべきなんでしょう。
毎日スクワット100回しとけ、と鬼みたいなことをいいましたが
感謝でした。(やりっこないと思っての上で)
東京のむすこくんと、車に自転車と用品二人分を積んで
那須(塩原)駅で待ち合わせ。
去年、大田原近くでアユ食べて
生まれて初めておいしいと思ったので
そんな体験もさせたくて、
あゆ茶屋
一人前1200円ほど。
「やまめが女王」というのは味ではないような気がします
アユの香りはもっと若いさわやかな味。
ぼく自身今まで知らなかったことがもったいなかったし
いつか、再びアユを食べたとき彼が今日のことを
思い出してくれたなら。
多分二度とない時間。
今まで彼にとってもぼくにとっても、記憶の中でほとんど
重なることがなかった時間。
そういう意味でも文字通り背中を見せて走りたいと
今回那須のサイクリングイベントという形を借りたわけです。
やなを作っていました。
さて、一泊して翌日
天気が良すぎるくらいの快晴。
スタートでもたつき落車原因の可能性を怖れ最後のほうからのスタート
最小からふたりの意思疎通がうまくできておらず、ばらけてどたばた。
言ったつもり、興味のないことスルーな耳、思い込みでの判断な凸凹コンビ。
似てることの再確認、許すしかないのか、妙にいらついてしまう…。
りんどう湖で再会。
ホテルメイド、ショウガミネストローネ
食べ放題ではなく、ひとりごはんもの一個選択ということを言われて
しょぼん。
最後のエイドはゆかたのお姉さんエイド。
今年も健在でうれしかった。
これを楽しみに一年間待ちました。
冷たいおしぼりを、どうぞよろしかったら、
と疲れて汗でぼろぼろな身体に歩み寄って手渡ししてくれます。
なににやついてんのよ、とカップルで怒られているひと多数。
お姉さんは性別分け隔てなくまた、お構いなしに、
みなさんに手渡します、その純真さいいな。
ここのエイドは農家の手作りっぽいエイドで、きたあかりのフライドポテトとか
冷たいスープがこれまたおいしかった。
ゴールしたら牛肉のなんかと、ノンアルコールビールをもらってさっそくごくり。
最初、ひとのペースというのがどうもわからず
ゆっくりゆっくりね、とひとの後ろを我慢しながら走っていて
でもこどもがよろよろ、女性がふらふらしている後ろをどうしてこっちまで
のったり走っていなけりゃならないんだとだんだん面白くなくなってきて、
うしろに渋滞できているしと
抜いたら、…
とまらなくなって、その先までぞくぞくと全部
抜きまくってしまって
うしろのむすこくん、途中までついてきたみたいだけれど…
あと放置…。
あ、やってしまった…
こういうサイクリングイベント
おととしに初めて一度、去年は気に入ってたくさん参加して、今年はこれ一つに絞ったのですがどうもねやはり、
ペースの違う人たちといっょに走ることが、気持ち的に
走りにくくて、それとぐるっと一周することにも興味がもてなくなってきたし
もういいかなっても言う感じでした。
もとより人とペースを合わせて動くということがどうもできないんです。
目的があるならそれに向かって一直線というところがあるみたいで
こういうのに出ると、あらためて、自分の欠点に気が付かさざるを得なくて
だから、もういいと思うのかもしれません。
楽しかったけれど。
自転車でゆっくり走るなら歩きのほうがいいや。
いや、自転車のタイプをかえればいいのか、ミニベロとか。
でも那須迄いって、そんな風に走りたいかなあ…。
悩むより参加しないほうがいいや。
本日の日焼け。
へんに疲れちゃった。