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勝手なつぶやき

第32回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック初日タイムトライアル

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矢島は、暑くて長い、熱くて長い二日間でした。
どう書こう…
素直に時系列にいきましょうかね。

初日土曜、うさぎらごはんとお水を多めに置いてなにかいぶかし気な顔をよそ眼に
早めにでて、現地に余裕もってつきました。
二時間半って遠いような近いような。

費用節約と、面白そうだったのでキャンプ、
食事の材料など忙しかった、まずはテントを五分で立てて
荷物をいれて、いつでも寝られるように
と思ったけれど、結局暑すぎて夕方まで車の中に避難していたのでした。

タイムトライアルは、面白そうな行きと帰りの表情が違うという
めんどうなコースだったので試走を三回と半分しました。
データだと行は下り基調、帰りは登り基調だったので
行はよいよいを抑えめに、と思ったのだけれど
行もいけいけとしないと帰りのロスをカバーできないみたいでした。
それにそんなに下りでもなかった…。

もうレース引退するのかというコロコロさんがいらしたので
声をかけようかとも思ったのですが、はさむ言葉も見つからず
さびしい思いで、少し後ろを走りました。
(2位、ディスクでもないのにさすがでした)

さて、なんだか自分は当事者感覚があまりないまま
スタート台に立ち(台になっています)台から転げ下って
ダンシングしてスタートラインをきってスタート。

15秒先行する人が見えるのだけれど
…離れていくぞっと。

平地を過ぎ最初の上り坂を上っていると
うしろからゴロゴロっと音がして、ディスクエアロヘルメットの
勇者がさっそうと抜いていくぞ
諦めつつ、ん
なんか前のほうの人が近づいてくる、これはいけるか

で抜いて、帰りにひとり抜いて、結局何位だったか
全体の三分の一くらいの順位だったような気がしますが
残念なのは一週間前の試走の時とタイムほとんど変わらないということ。

 

それにしても八キロ、長いのなんの
脚が売り切れる寸前のとこで最後の下りがきてそのまま渾身のちからを
ふり絞りなんとかゴールに突入するという感じが絶妙。
どういうひとがこの場所をタイムトライアルに選んだんだろう。


で、キャンプ。
魚屋さんで牛肉とカキ、その横の直売所でアスパラを買って
石焼き。

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夜はニコニコ町会議というので結構ライブがにぎやかでした。
あと矢島町の夏祭りの打ち上げ花火
それと満月。

なんて眩しい夜で、暑くて、裸でテントの中で
なんだか窮屈で、寝ては起きということをニ三回繰り返して
結局あまりよく寝られなかったような…。
テントはもうなんかいいや。
背中を伸ばせないのでマッサージにも事欠き
腰痛めそうになるし。

で、朝は四時にセミジーと大合唱。
五時に起きて、予約した朝ご飯会場に移動して食べました。
これは500円でしたが、おいしくご飯食べ放題で
サケ、納豆、おんせんたまご、サラダ、つけもの、じゃがいもの味噌汁
いい木綿の冷ややっこ、やさいの煮物、500円でいいの?というありがたさ。
なんといっても、ちゃんとしたものを食べるのと適当に済ませるのとでは
まったく違いますからね。
しかもレーススタート前の2時間半前だというタイミングの配慮
わかっていらっしゃるという部分です。
この矢島のレースは、ほんとに細かいとこに神経が行き届いて
選手目線、もうほんとにありがたい、こっちは走ることだけに
集中できる、ゴール地点の天候まで逐次放送してくれたり
あれこれあげるときりがないほど、心配りがすごい。

タイムトライアル結果の一覧がすぐ貼り出され
驚いていたら、一覧表が印刷されホチキスでとじられ、
さあもっていってください、って…
どこかでは今年から「成績表」が有料になったし、リザルトなんかも
1か月近くたってホームページに上がったりしてるというのに。

主催の方いわく、自分たちはこれが当たりまえだと思ってやっています、

コースはできるだけ厳しく苦しめようと、でも選手の方には喜んでもらいたいからと。

そういった気持ちが全体に感じられます、ありがたいです。


長くなるので2日目につづく。