うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

初ブルべ(ナイトブルべ)

夜どおし走る「ブルべ」(フランス語らしい)に初参加。

f:id:holonholon:20180805150613j:plain

この暑い時期、夜だけだったし200kと手ごろ、
行ったきりのブルべが多いなか周回コース、
参加料が1500円と激安なのが、よかった。

ただ嫌だなあと思うのは峠を夜に越えること。
夜動物が飛び出してくることや(幸い今回はうさぎちゃんの道路横断だけでした♪)
クマを道路の端で何回も見ているので怖いんですよ。
慣れとかいう問題ではなく雨のなか走るような覚悟に近いかも。
なので、クマよけ鈴をお守り代わりにチリンチリンさせて走ります
夜にだれもいない道を走るので人目は気にしない方向で。

そのほか指示書としての「キューシート」がいまいちよく
わからなかったので、対策として夜に見やすいようExcelで文字を
拡大して単語帳に貼り付け、それでも不安だったので、
実際に先々週矢島の試走に向かう途中に同じコースを
同じ時間に車でたどり、読み方の練習をしたのでした。
(結構用意周到なんです)

f:id:holonholon:20180805152602p:plain

で、わかったのは、キューシートは、
全部の曲がり道を網羅しているわけではないということ。
あと大事なのはそのポイントとポイントの間の距離に注視するということと、
PC(チェックポイント)のコンビニ名でしょうか。
ルートラボをメインに走るにしても、PCは格別気を付けました。

レースではないといいつつ、チェックポイントが ありえない時間から
オープンしてるからこれは はやい到着 ウエルカムなのでしょうね。
なるべく早くつけるようしたいので、むやみに装備はもたず
クロモリ、リアだけシロッコ。パンク対応工具も簡易的なもので済ませます
フロントライトは200ルーメンライトを三つ(真っ暗な道ばかりなので
下りでは必要と判断)あと手元灯、ボトル二本、
エストバッグに補給食をたっぷり(結局いらなかった…)。

PC以外は止まらない休まない、トレーニングのつもりで
20時スタート。

使い切るつもりでいたせいか妙にスピードがでてしまい、40キロ巡行

なんだろう、一週間のらなかったのので感覚が狂って
また最初だけかな…と思いつつそのまま突っ走ります。
もしかすると、ウエストバッグが気流を整えていたのか
あるいはリアだけ35ミリだからか、追い風だったか。

意外に緩やかな鍋腰峠を越え、大石田、金山、
100キロ越えると疲れてきたので、そういうときしかわからない
いろんな走り方を試してみます。
足を持ち上げて足の重さだけで回す漕ぎ方疲れず結構早いのは覚えておこう
ただケイデンスをあげないと対応できないから、膝が痛い今はできない
膝と太もも限定で痛くなったら筋肉をマッサージしながら漕ぐと
復活することを発見したので今度またやろう。

夜走るのは好き、朧月、星は見えず車がいない路面だけが見える。

山の中いろんな匂いが漂い、時に深呼吸。畑の中は肥やし臭。

シロッコは異様なぬめっとした走りをします 
平地だけでなく4%ほどのゆるやかな登りも同じでした。しゃかりきに
踏み込まなくてぬるぬる登っていく感じがおもしろい。
G3にしてもボーラではそうは感じないのでリムの重さがメリットになっているのかも。

あと80、70、60だんだんカウントダウン。
PCコンビニでは買うものがなくて困った、あらかじめ走りながら考えておかないと
買い物競争みたいにあわただしくさらに特に買うものなどないので困る。
さらに言えば全く休めない。電池交換とか作業する時間もおしい。
こうなると消化のいい飲みもの以外口にできないのでアーモンド効果とサバスと水以外はなにも買いませんでした。

暗い狭い道も後ろから、だれかが必ず数分後にくるとわかっているので
あんまり怖さもなかったな、それがブルべのいいところ。
ボランティアでの運営の皆様ありがとうございます。

体力使い切ってあと100k走れと言われても無理、やっとゴール
理解の範囲ではぼくが二番目だったのだけれど
見えないはるか先に、ひとりいたみたいで三番目。
スタッフ曰く一番の人はえらくはやく帰ってきたとか。

8時間半で205キロ完走、トレーニングとしてがんばったつもり。
ひとの作ったコースは発見があって刺激的。
東京とか栃木から来ているひともいてマニアなんでしょうね
だけど時に容赦ない上り下りなのでブルべとは今後どうかかかわれるかな
せいぜい体力配分して周回、300kくらいまでならいけるかな。