うさぎとピクニック

うさぎと、おもに自転車、自分の日々

勝手なつぶやき

青森へその1

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行ってきました。
書くにあたり前回のブログを見たら
なんか想定したこと全部起きたみたいでなんとも。

考えてみると、長距離って
苦行だと思っていたのですが
そうではなく、試験なのかなという気がしています。
それまでの経験のつみかさねがないとできないことが多いからです、
荷物にしても何を捨ててなにを持っていくとか
パッキングや天気の見方
トラブルの時の対処などもろもろ

そして今回やはりいろいろ課題を残しつつ
それまでの失敗がすこしは役に立ったということもあったので
試験としてはとりあえず、合格かと思います。
第一の目標は達成しました
ただ、530キロは走らず100k削り440kでした。
まあそうはいってもそれまでの最高距離が280キロでしたから
大幅に更新ということで新たな経験ができました。

どういう風に書きましょうかと思ったのですが
気取りは禁物
いつものように時系列で思うまま書いていきましょう。

出発までの間経緯は書いた通り、時間を作るのがまず大変でした

一日で二日分の仕事をしてなんとか睡眠時間も確保して
予定よりマージンを稼ぐべく早めに出発。

いつもと違うことはしないと思いながら支度に
二時間もかかってしまいました。

だいたい行程予定表通りで、アベレージは25ほど
255キロでは40分くらいの貯金も作っての到着でした。
サラ脚効果と追い風アシストってやつです。
ブルべ、サイクリング、だいたい知った道を走るという安心感もあります
あのときどうだったなどと自分の足の記憶と回想の道。

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関山トンネル手前でいま片側通行にして工事をしており
聞くと自転車は車の最後に行ってくださいというので
キッツいなあと思いながらセーブしたい脚なのに
ダンシングで対向車を止めているわけなので
頑張ります、けれどそのあとはしばらく車が後ろから来ないので
トンネル越えてしばらくの下りは飛行機気分で浮遊して走ります
気持ちいい瞬間、ただし脚は回さず、ひゅーんと風の音だけ。

次に相変わらず好きになれない戸沢の国道を通ります
なんでこんなに交通量が多いのかと思ったら
今日は金曜でした日曜でも多いのに、心を閉じて無心。
やがて風車の道の駅、ここで肉うどんとソフトクリーム
(おいしい)30分速くついたこともありついのんびりしてしまう。

ここまで100Kほどなのになんか疲れていました

f:id:holonholon:20181028002156j:plain青い空と風車と白鳥

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青い空と紅葉の始まった鳥海さん

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象潟の海

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七号線秋田の手前の由利本荘で一気に真っ暗になり
さらに平日の通勤渋滞に巻き込まれしまいました
走りにくいことこの上なくて
こういうのはけっこう精神的にダメージが来ますね
すすまないという
九時に出たので時間的にそんな感じでしたが
混むあたりは今後調整することも考えないと。

さてここまではいろいろまあ快調でした。
ただ、脚を残そうと坂はとにかくインナーローで
くるくるとかダンシングしないとか
ケイデンスは速めにとか工夫してきたのですが
なんと、距離に対しいつもより足にダメージが来ている…
具体的には脚の裏側。なぜこんなとこが
いままでさほどいたくなったことがないのに。
なんでだと、思うにひとつはサドルの位置を後ろにすこしさげて脚が
サドルに当たらないようしたことと、
ケイデンス一定でからだや足に同じ負荷ばかりかかり
いつものように、いろんな風に身体を使っていないので
一か所だけにふたんが かかってしまっているんじゃないか

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とりあえず果物補給、りんご固くて食えなかった。

 

そこでサドルの位置は変えてパワー制限解除ということで
走ります。

いやー気持ちいい。
やはり気持ちよくないとね
自分の場合、少し一か所を使って、そこが疲れたら
違う部分で今度は回してという風なあちこちを使いまわすことで
それぞれが緊張と緩和をし、全体としてうまく回っていっているような
気がこのときしました。

だからもしかすると200キロまではいいけど
その後使い切ってしまうのでそれ以上の
いわば無呼吸域に入ってしまうとだめというわけではないかと。

今回それをなんとかしようとゆっくり急がず長く
というのもテーマだったんですけどね
早くも、失策。
脚を残すために、脚を使うという超法規的処置に転じたわけで
あとはもう自分の信じるやりかたで行くしか。
この時点で200キロほど。

その後255キロ地点に到着しルートラボの後編(500キロ引けないので)
このさき店は閉まるあまりコンビニも数がないさらに夜中の道程になるので
ここでカレーなどしっかり食べる、座って食べる。

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少し休息などしたあとすぐ自転車にと
またがってすぐ尻が焼けるような痛みに襲われました。
擦れたような、皮がむけたような、悲惨な痛み
うー

サドルの位置を前にしたから?
いやなんでださっき座った後突然に
ということはパッドの位置がずれて
それまであったすれが、当たるようになった?

これはいったい…どうしたら
しばらく平地なのにダンシングが増えました
ダンシングして加速して、あとサドルに跨らず
そのまま脚を止めて慣性で走るという
あまりひとがいたら見せられい究極のお尻痛い走法。

どうしようあいかわらず考えどんどん民家はなくなって
町は暗くなってまばらになっていきます
このままあと200キロもつのか
いや、無理だ…。
ここまでだって脚の痛みに耐えて進んで積み重ねるように
ようやく300キロなわけで
さらにお尻が痛くては

そんなとき現れたドラッグストアの明かり
琴丘という地名でした。
時間は22時なっていてもう閉めようとしていた時でした。
脳裏にあったのです、お尻が痛い時クリームのかわりに
メンタームが使えるというツイッターをしばらくまえに見ていました
それで、メンターム
安いのに驚きました210円だったかな、ちゃんとした缶入りの小さいの。

で、塗ってみると、ひりっと指で撫でただけでこれ皮膚がやられていると
直感するほどでした。
でもその後位置など調整しながら、回していくとやがて痛みを感じなくなりました。
2度3度塗りなおすうちにだんだんなじんでこすれなくなってきたようでした。
ありがたかったです、で
その後、ドラッグストアどころか一切合切の明かりがなくなる白神山地に突入していったのですから
ほんとに奇跡的でした。

その後もしばらくはダンシングの連続で
思わず自分でダンシングオールナイト
と、月明かりの中、つぶやいたのでしたが
あれはみのもんたじゃなくなにもんただっけ
と、考え始めて
だんだん思考が定かでなくなる夜中になっていきました。


つづく