あのミニコンポのスピーカー
中古屋さんで悲しいことにCD一枚分の価格で売っていました
助けてあげたくなり…
スピーカーのもともとの成り立ちは
コンサイスというテクニクス(ナショナル現パナソニック)
のミニサイズコンポの先駆けの付属スピーカーという位置づけでした
アルミダイキャストの金型にホーンツイーターにとずいぶん投資してあります
むかしはいいものを作れば売れるという信念をもって作れたんだなあ
と思います
デザインは練りに練ってやはりシンプルに回帰したというような
愛嬌さ
発売当時高校生くらいだったぼくは
見た目のアルミに輝くシンプルなデザインがいいなあと
憧れたもの これがある生活を想像して
実際のあこがれは大型スピーカーにと移っていったけれど
高能率ということもあり
いまのスピーカーとは違うさわやかな音がします
ごめんだけど仕事作業部屋のラジオ用スピーカーにしました
組み合わせるはネットワークレシーバーですが
これがよくわからない
パソコンのルーターにつなぐとラジオがきこえてきます
チューニングというか各地の放送局の名前がでるのでそれを選ぶと
簡単に流れてくるのがちょっとよくわからない
簡単なのに
簡単さ故意味がわからなくて
パソコンのネットワークはものすごく難しいのに
うちはテレビもラジオも入らないので
しかたなくネットワークラジオになりました
音質犠牲の圧縮音源と物量投下のローテクスピーカーという
へんてこな組み合わせ
1978年生まれの40年前のスピーカーが
まさかデジタルアンプで電波ではなく
光通信でおくられてきたものを受信するようになるとは
考えもしなかったでしょうね
アンプは短い命ですがスピーカーは長生きなので
こういったことがおきます
むかしのスピーカーっていまでは考えられないほど
お金かけられてそれが今でも使えるのに
すごくこれかわいいスピーカー