うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

クレヨンしんちゃん

f:id:holonholon:20190805212516j:plain

この映画の中で好きなのは苦しみながらタワーを駆け上るシーン




クレヨンしんちゃんの映画を買いました。
最近、しんちゃんが好きでね。
アマゾンプライムで、映画は全部見てしまいました。
いまテレビ版を最初から全部みているところ
片方はエクセル画面、事務仕事しながら
ときどき手が止まります。
とんでもない子なのに、その家族が暖かいのがいいな。

ぼくはむかしでいう問題児でした
いまでいう広義のアダルトチルドレン?よくわからないけど。
細かい区分は置いとくとして。

問題は子供ののとき、なにをしても怒られたことが
いまだに尾をひいていまして。
ほんとにトラウマというには一言過ぎるほど
影響というには軽い、人格形成にほとんどすべてがそれで占められている感じです。
なにしろ、自分が周りにもよかれと、したいことすると
必ず怒られる、どうしていけないのかわからない。
学校でも、家でも、塾でもね。
自分をうけいれてくれる場所はなかったな
学校の帰り際に、反省会で同級生から指名で怒られる。
小部屋に一時間閉じ込められ先生から正座で説教、
家に帰れば学校から電話で親が怒られる。
そしてぼくがまた怒られる。いちにちですらそう。
ほかにもあるけれど、人と関わるといつも孤独を感じるので
自分からひとりになっていきました。

ひとりでいる今はもうほとんど怒られないことが多いのでそれが唯一救いで
生きていてもいいのかなと思える理由、まったく消極的です。
同じような疎外感を感じているひとたちとつながりたいと
仕事を作ったりしたけれどいまは、障碍者作業所、放課後教室、
フリースクール、フードバンクだの、アレルギーだの、農家とつないだりの
場所つくりも興味がなくなりました、空回りで疲れました。
(いろいろやってきたな…)

クレヨンしんちゃんは、周りに迷惑をかけながらも
許されている世界がとても素敵で暖かくてね。
現実だと責められることばかりになるので、この世界はファンタジー

ところでうさぎのたまちゃんにはぼくは全く怒りません。
動くときもゆっくり脅かさないようにします、音も立てないよう。
なでるときも、たまちゃんがぼくの次の行動を予測できるよう
ゆっくりなでます。
たまちゃん自身悪いことしてると思っているのに、びくびくしなくなりました。
狭い世界から、飛び出ようとせず、現在の世界で満足しているかのよう、
自分からゆっくりとケージに戻っていきます。
自信もって自分の目で世界を感じているたまちゃんを
見ていると自分も多分こうして欲しかったんだろうなと思うのです。

f:id:holonholon:20190805213423j:plain

なでなで。

しあわせって結局安心して自分がいられる場所があるかどうかなんでしょうね。