うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

初めて見たバイク

昨日ツバクロ谷で見かけたバイクなんですけれど

なんだかいろいろおかしいんです。

まず排気音が聞いたことない大きな鼓動だし、エンジン止めたあとも

なにかモーターがシューっとしばらく音を立てていて

蒸気機関車かと思ったほど。

気になってよく見ると、ブレーキディスクを止める位置が変だし

ベルトドライブだし、しかも右側駆動だし、V角がハーレーみたいに狭くて水冷、

マフラーどこ、カニみたいなリアサス、フレームのストレートなこと。

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素敵なバイク

なんでしょこれ。

所謂呟き

あまり重たいことをかくのもなんなんですけど

昨日ちょっと書いたら思い出したので。

 

自分は小さいとき、大人になったら仕事をできないと思っていました。

つまり社会で生きていくことができないと。

親は35年前と10年ちょっと前に亡くなり、兄弟はなぜか

わからないけれど僕を嫌っていて。

しゃべり方、笑い方が気持ち悪いので、話しかけないでと言われたりで

大人になってからは当然絶縁状態です。

 

父親とはまともに話した記憶はない。

母親はずっと父親と結婚したことを悔いていてその辺の子供の感情は複雑です。

とにかくも複雑な性格の自分は、対象を憎むことしか覚えなかった気がします。

その対象は自分自身にも向いていきました。

生きたくなかったのでしょうね。

 

けれどなんとなく仕事をつないでここまでやってきました、

以前河北新報、夕刊紙の一面新聞記事にしてもらったとき

その辺のことを書いて頂きました、今を語るのは今からさかのぼるより

昔からつないでいった方がわかりやすいと、子供のころからをかいて頂きました。

注意欠陥多動なんです、いまはいろいろ解説がありますが当時は問題児でしかなく

いろいろ相談室、催眠療法など行かされました。

なんの解決にもならないのは自分でわかっていて、

ただ迷惑をかける自分で申し訳ないとだけ思っていました。

 

いつもぎりぎりのスリルを求めてしまう生き方だけど、

なんとかここまで生きてこれて、いつしかそろそろ終わりの支度をする年代。

夢のように過ぎていきました。

生きるのにひとりで精いっぱい、けれど理解者を求めては迷惑をかけてきました。

自分自身が自分を理解できないのに、ひとが他人を理解できるはずもなく。

なんとかここまでやってこれて、うれしいです。

なんどもあきらめそうになったあの時の自分に、言いたいです。

人の言うことが理解できない、ひとが期待するように動けない自分は

できることで頑張れる方法がある。

あともう少しがんばろう、所詮めぐる夢の人生。

なにか動けば必ずかわるこれからがあります。

 

磐梯吾妻スカイラインヒルクライム2021

てっきり、雨かと思ったら降らずガスのみ。さらに路面もドライという奇跡に

恵まれ、無事レース参加してきました。

昼からだったのでのんびり支度をして、朝ご飯も自宅でちゃんと食べて出発。

車はツバクロ谷に停めたこともあり、ラテックス+カーボンで。

ところが厳密にエア管理して出発しようとしたら、しゅーしゅーと言う音がする。

どあせ枯れ葉かなんかが引っかかっているんだろうと思ったけれど

時間もあるし、と降りて確認してみるとタイヤの一部がフレームに当たって

こすれている、手で回すと回転はそこで止まる。

ってこれ絶対抵抗になるし、リムが立て振れしているってことなんじゃ。

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天空の新ツバクロ橋

こないだの落車転倒でフレームかホイールがゆがんだのかな

考えたけどどうしようもなく、タイヤの空気を当たらなくなるまで抜きました。

6、7プシュっと、当たらなくなったので…あとは野となれ山となれ。

下りは寒いこと、そしてまた急。

同じく下ってスタート組の人の背中につきながらいろいろ慎重に下りました。

 

集合場所に行くといろんなひとがいました。

ものすごく背の高い外人さん、ぼくの頭がおなか。

女性モデルの日向さんは身長高いのね、ぼくとほぼ同じくらい。

写真対応、にっこり笑いながら汗かかずに登るこの人に負けられないと勝手に闘志。

ピンクジャージの高齢者の会の無茶速い方も大阪から来ていました。

あとは、よくわからないな。みんな速そう、同世代以外は。

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実際、速い人が多いんです、リンクさん主催のレースは。

さて最後尾のクラススタート。ぼくのクラスはなんだかのんびりしたもので、

グロススタートなのに前に出たがらず、スタートという声がかかっても

よっこいしょと、右脚クリートハメてというかんじ。

ぼくはというと、すぐに左足クリートが入ってしまったのでそのまま加速、

もたつくひとを避けてたら、先頭グループについてしまった、前に4人。

メーター見ると260ワットほどだったのでそのまま前の人につきいちで

そのままうまく行けどずっと行こうと思ったら、そうは問屋が卸さず

ほどなくしてその人ペースダウン。仕方なく抜いて自分のペース維持。

で、それも長続きせず、少しずつパワーダウン220がやっとという感じになってくると

うしろから来た同年代に抜かれ始めます。

えーと3人以上は数えても無駄なのでこの時点で目標を切り替え

リザルトがホームページに出る10位以内に切り替えます。

たぶん前に6人くらい?、ひとり異次元速度で抜いていった人がいましたけど

あなたいままでどこにいたの、って感じ。

力が出なくなってきました。

ひとりで走っている時、パワー見ながらしっとり走れますが

ペースがもうむちゃくちゃ、ポジションもラインもむちゃくちゃ。

それなりに頑張っているけれど、タイムとしてはどうなのか。

最近レースではこんな走り方ばっかりで…だいたいパワー見る余裕すらないんですわ。

 

ひとり抜いていった人の背中がいつまでも見えます。

よし追いつこう、としてなかなか追いつきませんが

やっとロックオン、そして…撃墜したと思ったら逆に迎撃され

突き放しにかかっている様子、見えるのに追いつかなくなってきて

ツバクロ谷の5メーター先が見えないガス(霧)の中で見失いました。

 

その後晴れ間が広がったもののガス(硫化水素)地帯では、スピードもあがることで

タイム差が同じとしても、距離が開き見えなくなってしまいました。

最後の登りでも、200ワットがやっとでもう出ない、踏めない。

暑くもなく、雨もなく風もないという絶好の天候だというのに

情けないことに、頑張りもここまでと言う感じ。

怒られ続けた自分の名前を輝かしいものにするんだという、思いでかろうじて

最後のダンシングスパートで数秒かせいだくらい。

目の前を行く人は6位、でぼくは15秒差だったようだけれど

果てなく遠い追いつけないものを感じました。

近くの県の人だったらとのたいずれレースで会うからとチェックしたら

茨城のひとで、少し残念。

 

でも、あのにっこり微笑みたのしそうに登る(しつこいけど)モデルには勝ってて

良かった、あとなぜかスペシャライズドの電動バイクの女性にも勝ったから

良かった。あと泉ヶ岳のアルカンシェルさんにも勝ってた。

もちろん負けた人のほうがたくさんなので、いいじゃない少しくらい喜んだって。

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蜜芋、笹団子餅、さくらんぼ、大根汁

それにしても、グロススタートで競い合うって久しぶり、楽しかったな。

前見ても後ろ見ても誰もいないっていうレースばかりだったし最近。

おふるまいも久しぶり、暖かく熱くあましょっばかった。

 

でもやはりまた足首が腫れて、バイトでぶつけたところなので

走る間から違和感はあったのだけれど、やっぱり腫れたし

あと、手の親指がつるんです、最近。なんでだろう。

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自転車イベントに欠かせない悪魔さん久しぶりにみました

それにしても絶景でした。

楽しいコースだと思う。

きついのが長くないので頑張れる、そして緩むのでそこで速度を

上げるの繰り返し。そして最後にご褒美。

褒美をあげたからもう一つラストスパート頑張れよと、

道が語りかけてくる。

 

そうだ、悪魔さんが来ていました。

槍がしばらく休んでいる間にでっかくバージョンアップしてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日今日明日

雨の週末になりそうです。

このごろなんだかほんとに忘れっぽくて。

一瞬前に考えたことは考えた瞬間にもう自分の中では終っているので

次に考えたことを行動に起こした時にはそれはもう新しい世界。

その自分が忘れっぽくなるとどうなるかというと

覚えていないことで楽になるかと思いきや

 

コンビニでカフェラテを頼んで、出てきたものをぼうっと見ていて

ふたをしようとしたらあれ?

いま飲みたいものじゃないもののような気がする。

で、店員さんにカフェラテって言いましたよね?と確認すると、

ぼくが珈琲しか入れられない機械でやったからだという。

そりゃそうだ、店員さんが入れたわけじゃない、なんか

いろいろ壊れてきたのか自分は。

ときどき自分がいまなんの乗り物乗っているか忘れたりするし…

そんなことばっかり。

 

ところで、今日もまたふしぎなことがありました。

おととい、いつも通る道でバイク部品屋さんがふっと目に飛び込んできたんです。

老舗の、バイク雑誌にも大きな広告を入れているチェーンの販売店

いままでそこにあったのに気が付かなかったんですねたぶん。

それで、ああひび割れタイヤも代えたりしなくちゃいけないし

でも情報がないから、相談しながら買いたいなと思っていたところだったので

じゃあ来週時間あったら仕事中に寄ろうかなと思っていたわけです。

 

で、昨日の夜バイトから帰宅して仕事メールを開いたら

新規のお申込みがあり、ちょっと疲れながらも住所だけでもと確認して

みると、そのバイク部品屋さんを示すわけです。

あれ、そのバイクの店の履歴が残っていたかなと、住所をも一度入れなおし

グーグルたまにある最後の番地をカットしているパターンかと、それでも

バイク部品屋さんを示す。

あれ?もしかして、と確認メールをするとそのお店が家だと、なんとまあ。

 

たまにあるんですよね、こういう不思議なこと。

来週から忙しい配達にすこしうれしい時間ができそうです。

バイクぜんぜん乗ってないけど。

 

さて週末、山岳自転車レースは雨みたいなんですが

どういう服すればいいのか…参戦予定ですがあんまり力がはいらないな。

晴れだったらいい景色、いい傾斜(きつくない坂と緩やかと繰り返すので)で

やっほーなんですが…。クロモリで出ようかな。

 

 

 

 

 

のんびりライド

今日は夕方まで降りませんと、雨雲レーダーアプリが断言したので

少しだけ自宅周辺から離れ遠刈田に向かいました。

 

行く途中、走りながら筋肉の痛み疲労と出力と、頑張ったほうがいいのか

頑張らないほうがいいのか、坂は?距離は?とコースを考えながらでした。

 

頑張ろうとしてもなにか疲労が抜けていないので頑張れないということから

今日はゆっくりに、そして坂も気持ちよく登れないということから

ゆっくりで坂じたいを避けるというルートになりました。

 

ランチの混む時間に遠刈田についてしまったので、そのまま通過して

ハートランドでソフトクリームパフェとコンビニのおにぎりとパンを

食べることにしました、気分はピクニック。

暑すぎない薄曇り、風もないのでそうしたかったのです。

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遠くにヤギが草を食んでいます。

ハートランド坂が面白いのは、下から8%9%10%と少しずつ斜度が上がっていくこと

そこだけまあ適当に頑張って、周回して

さらにもう一度登りなおして、やっと牧場ピクニックカフェ。

初見きつかった坂は上るたび短く感じるのは面白いものです。

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お気に入りのいちごプリンパフェは売り切れで残念

地面に座り、ゆっくりとしていました。

帰り道もそんなに急がず、青根の足湯でゆっくりしようと思っていました。

なんで疲れがたまりそして抜けないのか、どうしたらいいのかわからずに。

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以前は日曜ならそれなりに人はいたのですが。

青根の朝日の湯という裏側にあるほうに行きました。

さあ靴を脱いだらビブなので簡単、お湯にすぐにイン。

丁度いい熱さ。

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そのまま後ろに寝転ぶ5秒前

財布をまくらに、寝転びます。

鳥の声、温泉のせせらぎ、緑の揺れる木の葉の音、

車も通らず、誰も来ないので、棒っとしていました、15分ほど

そうしていたらやがて全身から運動とはちがう汗が。

風のひとふきで、すぐ飛んで行ってしまうのは速乾ジャージだから。

まるでお風呂上り、旅館の客間でビールでも目の前にしている気分になってきました。

気持いい。寝てしまいそう。

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寝転びながらまるで高級客室からの風景

25分ほどで上がって、足湯で筋肉の疲れがとれたかというと、

少し楽になったような気もしつつ。あとは帰路。

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いつも持っていたけれど初めて役に立った圧縮タオル。

たまにはこんなのんびりしているのもいいよね。

疲れたときには。