うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

もんじゃ

1r0016159 これ、なんだと思いますか
写真だと、ぜったいおいしそうじゃないですよね。
どっちかというと、まずそう。
失敗してぐちゃぐちゃになった、物体X。

これ、もんじゃです。
自分の家で、夜酔っ払ってつくってます。

ちょっと前に、はやりましたが
ぼくはあんなのもんじゃじゃないと思ってました。
もんじゃ、もともと、こう言うもので
具なんてないものなんです。

駄菓子屋さんの家の中で
冬になると、もんじゃができました

食べ急ぐと熱くて、フライパンのなかの
どういう状態が熱いか、試しながら
ふうふう。家ではそんなことはできませんでした。
いつも温かいけれど、冷めかけた料理。
もんじゃはちょっとした冒険気分。

シンプルなんです、味が。小麦粉のあじ
ソースの味しかしない、旨みは、あるとしたら、
炒り粉のだしが贅沢。

待つということもありました。焼けるまで
ほんの短い時間なのに、待つ。
最初に食べれば、熱々で、そしてでろでろ。
少し待つと、ぱりぱりのおせんべいのように。
時間の経過とともに、どちらもよくて、
すべてなんでもあり。
みんなとの、共同作業でとりあいで、陣地を作ったり、最後に
いっしょくたになって分け合い
分かち合ったり。
好みもばらばら。
お金がある子は、今日は海老、ばら肉、鰹節と
トッピングして、資本主義の学習。
あるいは、こどものよりあい場所。
冬に行く場所のないときの、
あたたかい集まる場所。



あ、
ぼくは、東京の下町育ちです。