うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

イエティ (ネパール)

さて、用事を済ませて帰り道。

お昼、お寿司屋さんで食べようと
考えていたのですが…

でもね、どうも食指が進まないんです。
3000円払って「寿司」ですか…

なんというか、寿司というか
高いものを食べたくない感覚なんです。

気仙沼といってもしょせん町中で…。

それよりも、神奈川や千葉の漁港のものが

安くて美味しくて最高だったし
こちらでも鮎川なんかは良かった。

けどなんで、気仙沼で寿司を食べなくてはならないかと
ふと疑問に。魚の街だからって、

寿司って、あまりに考えなさすぎじゃ、と自分で思って。

ということで
いまは、スパイシー風味@unigiriなので
カレーを食べようかと。

えっ気仙沼でカレー?

…ほっといてください(笑

急遽記憶をたどり、ネット検索して
「イエティ」へ一路。

入ろうとしたら、店の前に2時間前にすれ違って
すごいなあ、と思った「青い」スイフト
止まっていました。(昨日の写真)

おもしろい偶然。

さて、メニューを開くと、
ダルバート」で1ページ使っています。
チキンや、マトンや、普通のメニューは、
切手サイズなのに。
やるなあ。

それではということで、「ダルバート」を注文。

注文受けたお母さん、奥に「ダルバート一つ」
と、伝えるや奥にいたその「旦那さん」、

「はいよダルバート、ありがとうございます。」

と聞こえてきます。なんだかうれしそう。
やっぱりダルバートがおすすめなんだなあと、
こちらもちょっと嬉しく期待値アップ。


1p8285334 でてきました。

辛み調味料です、辛くなかったらカレーに混ぜてと
持ってきてくれた「赤いソース」
どれどれと、味見したら、だめだめ辛いと

笑われました。

え、舐めないかなあ、ふつう。

いまはスパイシー@unigiriあまり辛さを感じないみたい。

で、よしよしと、カレーをかける前に
辛みソースをご飯にかけてオーロラソースみたいに
まぜまぜして。

葉っぱもちょっとトッピングして、
ダールもチキンもそれぞれの場所に収ってもらい
ジャガイモもスタンバイして、

うまいよ。
止まらなくなってる。

まるでスパイスの魔術師みたいだなあ。

何種類とかただ数入れれば
いいってもんじゃないんだなあ…

それにしてもこのさわやかな味は何だろう

市販のカレーのカレーの風味っていうのは
ありゃ、脂の臭みなんじゃないかなあ

むしゃむしゃ。

おいしいよお。

なくなっちゃうよぉ

もっと食べたいけど食べられないよぉ。

そのうち、「旦那さん」でできて、夏だからと作ったと
ミントのソースみたいのお皿に載せてくれました。
それもかけたらまた美味しくて。

うますぎ。

食べ終わったら、(食べ終わるやいなや)

奥さんが

「どうしてダルバートオーダー?」

「前きたことが?」

「ネパールに行ったことがある?」

「そこで食べた?」

もう矢継ぎばやの質問責めです。

これははやく説明しないと

とんでもないと思い、

「いやいや仙台のあちゃーるで食べたんです。
手でね。」

というと、ああーーー。

「手でね、食べるのね、でもね
わたし最近、箸使うね、
手を洗うの面倒で、そのまま寝てしまったりするから
箸、便利ね」  (あはは) 


「あちゃーるさんに遠くていけないけど
ダルバートよろしく伝えて下さい」(旦那さん)
「ぜったい伝えて下さいね」(奥さん)の輪唱
と、念を押されました。

そ、そう言われても…
なにをどう伝えれば…

最後に、スパイス入り(かな?)ヨーグルトを頂きました。

「旦那さん」、瓜や、かぼちゃか、スイカの畑をやっていて
そこで取れたスイカを刻んで入れたんだと

これもむちゃうま。

「畑は子供のようね、手間をかけないと駄目で
この夏暑かったから、わたしあまり行かずにいたら
草がこんなに角、はやして、鬼みたいに怒ってたね。」

(ぼくは自分のこと言っていないのに、なんだこの会話の流れ)

しかしお客さんひとりひとりに話しかけて
友達みたいな感じで、賑やかな店でした。

こういう店が近くにあったらいいのにな。

ん?

なんか近くにあったような…