霊山と書く恐山のような
おどろおどろしい名前と
下から見上げるごつごつした岩肌で
かつて通りがかった時から
特異な印象をもっていました。
いま行かないともしかするともしかして
二度といけないかもという不安もあり、
足を運びました。
海沿い、相馬から115号線で入山。
松川浦も、相馬も一年たつのに、ちょっとまだ
なんにも…、海はこれからある意味ますます
立ちはだかる問題もあり、切なくなります。
まあそれはさておき。
山。
この山、インドだったかの仏教の修行したひとが
向こうのヒンズー語を当て字で
つけたらしくて、りょうぜんと読みます。
700年くらい前に山の頂上近くに天然要塞としての城が
あったとのことですが、落城して久しく
いまでは礎石が残るだけとなっていました。
コースは、見るほどではなく山のなだらかな土の上をたどる
コースがメインで、ちょっとだけスリルがあったりするところが
散りばめられているという のんびりランチして3時間くらいの、のんびり静かな山歩き。
数人と出会っただけでした。
ところで今回出会ったのは
街でうわさの山ガールと
きつつきの赤ちゃん。
でもキツツキ赤ちゃんは、見れなくて
枯れた木に掘ったキツツキの巣のなかから声が
聞こえていました。穴をのぞくと
お母さんかと勘違いして、
また一段と賑やかになるのがかわいかった、
巣の中は暗くて見えず。