うさぎとピクニック

うさぎと、自転車、田舎での日々

勝手なつぶやき

ケララキッチン 大河原

1r1051872 大事に書きたいと思う、今日出かけて行ったのは、
大河原にできた(移転した)カレー屋さん。
ケララキッチン。

 

楽天の日本一の記事を祝う新聞記事の家庭欄に
沈み込みそうになって載っていた震災後移転新規オープン記事。
それを見て早速予約、食べたのは
カレーというより、日本のオマーン大使館に
コックとして引き抜かれてふるまっていたという
その大使館料理のコース。(夜のみ)

 

1r1051878 一人前2000円。
フォルテの二階にあるようだっので、
早めに行って、ショッピングセンターなとうろうろと過ごそうと
思っていたのですが、
なんとも田舎のショッピングセンターで、
エスカレーターは、マットがしかれて、階段になっているし
灯りも、半分以上間引きされて、暗い。
華やかな楽しいショッピングセンターどころか、
ひともまばらで、わびしい、悲しい雰囲気すら…。


しかも、センターのどこに目指すケララキッチンが
あるのかわからず、まよった。

 

R1051881 店内には、一組のお客さんがいたので、それでもほっとしましたけど
「大好きにっぽん」だったかな、今日もだれもお客さん来なかったという
フレーズが、浮かんでしまった。
席数は、40くらいあるみたい、
入ってすぐ気が付いたのは、まきの燃える匂い。
なんで薪の匂いなんだう?
ストーブはなかったので、窯があるのかな。


サラダなんてどこも同じだからと思って、
写真取らなかったのですけれど、サラダ、
きゅうりと、トマトで花の形を作ってあって
しかもトマトの花は、サラダに使ったトマトの皮。
ぼくはあまりサラダ美味しいと思わないのですが
ここのドレッシングも、野菜もなにか美味しかった。

1r1051884 次に大皿料理が出てきました。
(下調べしていないので、なにが出てくるか知らないのです)
聞くと、イナダだといいます。
最初、魚とご飯と別に食べていたのですが、
これはどうも混ぜて食べたほうがいいんじゃないかと。
それにしても、タイ米(インディカ米)おいしいと思ったのは
初めてかも。
デリケートな美味しさがありました。
こういうのは、絶対自分では作れない。
作り方も調味料もシンプルな感じですが、だからなお。
この時点ですでにお腹いっぱいになってました。


1r1051887 次に、好きなカレーをというので、ぼくはグリンピースのマサラカレーを。
マサラカレーって、スパイスを増量カレーかと思っていたのですが
水を使わないカレーのことだとか。
これは、食べても食べてもまだ手が伸びる、
なんというか、わざとひとあじ足りない感に仕立てている印象。ナンも美味しいと思ったことがないのだけれど、
ほめすぎだけど、美味しかった。
甘くなくて、しっとりしていて、冷めてもふんわりして、ナンだけでも食べられる。


 


あれなんかまた似てるのが出てきた、でも今度はご飯が
赤くて、肉だ。
コックさんのケララさんが、テーブルまで持ってきてくれて
なんかうれしい。
尋ねると、マトンの方が柔らかいのだけれど
骨ごとのほうが味が出るので、ラムを使っているとのこと。(?
ところが固いのこれ、骨ごとゴロンで
そこから取れないし、みんな骨ごとしゃぶる
というのですけど、歯が折れそう…
全然噛みきれないし、ようやく呑み込んであとは胃によろしくという感じ。

1r1051890 手で混ぜていいかと聞くと、アラブでは大使館でもみんな手で食べるという
そして、フィンガーボールを持ってきてくれた。
それにしても、サーブしてくださる女性も
聞くと料理の素材から
よく知っている。奥さんかな?

 
 




1r1051893 ワイン飲みたいけど我慢。
最後にデザートとチャイ。
チャイも、デザートに合わせて甘味抜きで
美味しかった。
デザートの白いのは、教えてくれたけど、米粉とか、あと忘れた。
黄色いのは、ジュースでなく、インドからマンゴを空輸して
それを絞って作ったのだと言います。

この時点で、もうおい、ちょっと待てよ。
無理でしょと、言いたくなります。

原価どうなってるの。

なんで大河原、

なんでここなの、

もっといいとこあるでしょ。と頭のなかで叫びます。


帰る七時にもなると、ほかには、もう誰も居なくて…、


コックさんもっと腕を振るいたいだろうな
もっと、食べてもらいたいだろうな。
普段、日本のコメを炊いているけど
大使館料理の時だけ、たぶんインディカ米を炊くんだろうな。
ぼくが逆の立場だったら、どうなんだろうな。

また食べに行きたいな、


 

ケララキッチンさん、ありがとう。