たんたんと日々が過ぎていくので
取り立てて書くこともない今です。
ただ、懐かしくなって検索してみたりした石丸電気。
♪いしまる、いしまる、いしまる電気は秋葉原♪
でも、石丸電気レコード館
無くなっちゃったんですね。
レコード館、あそこはすごかった。
レコードの山。
少しうす暗い、でもスポットランプで明るいなかで
いざ選んでレジカウンターに行くと、
検盤、店員さんがカウンターの向こうで、
ジャケットと袋から出して、どうぞとレコード差し出されて
くるりん、とまわして、はい、大丈夫です
と店員に返すその手順がなんとも、大人を感じさせてもらったものです。
イエローマジックオーケストラのレコードを探しに行ったとき
当時、そんなグルーブだれも知らなかったころで
同じ名前で二枚あったので店員に聞くと
一枚はアメリカのミックスで、一枚は日本のオリジナルミックスなんだと。
ミックスとはなにか、すら知らなかったのですが
店員の言葉により、
なんとなくオリジナルがいいだろうと、日本のを買ったりしました。
そんなことにすらっと答えられる店員ってすごいと思ったりしました。
一種、憧れに似た感覚さえ覚えたものです。
いまは自分で選ぶだけでなんだか窮屈でつまらない。
ベストテンだけで選ぶ時代。
キュレーターのような道しるべが必要なのでは。
検索したら、全く同意 ↓