秋田に仕事で、行く途中、大沢温泉、というところに
泊まりました。
一か月前予約、いまどき
一泊二食7000円
なんと築150年の大きなかやぶき屋根の平屋の
旅館。
なんとすれ違う周りの人が挨拶を交わす。
礼儀品格のある方たちばかり。
↑水車小屋と自炊館
自炊館では、自分で料理をしたり(ガスは7分10円の自動販売機で
他は鍋釜食器などは利用自由)
持参米を炊いてもらう炊き出しなんていうのもあったり
ピンポンルームも。
何か所もあるけれど同質のすべてかけ流しの温泉。
何回でも入りたい単純自然な感じのお湯。
料理は、質素だけど手がかかっていて、必要にして十分。
とは言え足りなかったので、自炊館の食堂で夜食の10割そば
(地域のそばを、敷地内の水車小屋で製粉)
を食べて、ビール飲んで、なんても妙な体験。
すべて200年、160年という歴史を感じ、そのなかで佇まいを
整えられる感じがする、
レトロモダン うまく歴史の継承をしている旅館。
なにかあるまで、あと何十年もつのか
貴重な場所で、
帰ってきて早速、8月の予約をしたのでした。
四季折々に訪れたい感じ。
ここは仙台から一時間半なのに、
なんだか別世界。
部屋から川面を眺め、かじかの声を聞き
テレビはつけず、ただぼうっとしていられる
大きな素敵な場所。
品のないひとたちに荒らされたくはないし
そういうなかに自分は入らないよう、したいもの。